フランス革命前よりアンドロー村の修道院が所有するドメーヌであった。祖先はブドウ栽培を主とし、20世紀初頭まで粉屋も営んでいた。1850年に初めて瓶詰めし販売したワインが、ストラスブールの品評会で3つの賞を受賞したことがきっかけとなり評判となった。1983年に収量を減らし、より高品質なワインを造ることを決め、伝統を尊重しつつも温度管理を徹底するといった現代的な醸造方法を導入した。アンドロー村の地質は独特なもので、2k㎡に5つ以上のタイプの土壌があるという。1989年よりビオディナミ農法を始め、1999年には南ローヌに貯蔵所を作り新たなレーベルを作った。また、ローヌにて、ビオディナミの思想に賛同する生産者とパートナーシップを結び、ネゴシアン業も行っている。毎年変わるラベルは、画家達がワインを飲み、そのイメージを描いたものである。