1868年ジェームズ・ド・ロートシルト男爵が、競売にかけられていたシャトー・ラフィットを購入した。ヨーロッパの大都市に分かれて貴族・王室との取引により、一大金融帝国をつくり上げたロートシルト一族5兄弟の 「連帯の証」から、5本矢のロゴを使用。ワイン造りにおいては、「テロワールの表現」・「ピュアな果実味」・「バランス」をキーワードに、樽香や凝縮感が突出したワインではなく、ブドウの清冽な味わいを絶妙に表現した醸造を心がけており、ワインの長期育成に使用する樽は、自社の樽工房にて樽職人たちが製作している。現在は、ボルドーのみならず、チリ・アルゼンチン・ラングドック・中国でも事業を展開している。