祝いの前夜、4本目はパトリック・ジャヴィリエの、ムルソー・クロ・デュ・クロマン、2018vt.です。 先程の赤の余韻が冷めやらず、何か最後にクールダウンするかという話になり、開けることにしました。 パトリック・ジャヴィリエは、ムルソーに構える歴史あるドメーヌ。白をメインに11haの畑を、ムルソー、ピュリニーをはじめ、コルトン・シャルルマーニュも手掛ける。 黄金色、粘性を感じる外観。 甘い洋梨のアロマ。蜂蜜にクレームブリュレのようなデセール香も。オイリーでクリーミー。柑橘は弱め。 いただきます。 アタックは華やか。洋梨の果実味にバターを感じる。甘味がかなり残っており、とてもふくよかで明るいテクスチャ。ブルゴーニュには、何かクールな部分があると思っていますが、かなり明るい雰囲気を纏っています。 美味しい。 ヴォルネイ寄りの畑で採られたシャルドネは、少し変わり種のムルソー。これくらい甘いのも、美味しくいただきました。

okok530