山形県の高畠ワイナリー、タカハタ・フニクリ・フニクラ・デ・キムラ・シャルドネ、2021vt.です。 久しぶりの宅飲み3本目です。 米沢から北に約10kmの最上川沿いにある、高畠ワイナリー。 「たとえ100年かけても世界の銘醸地に並ぶ『プレミアムワイナリー』となること」という崇高な理念を掲げている。 高畑町の契約農家、木村さんの畑で栽培されるシャルドネ100%で造られています。新樽率50%での9ヶ月熟成。 多くの方がこの造り手さんのワインを「日本ワインもここまで来たか」とおっしゃっているように、私も同様の感想があります。日本ワイナリーアワード2024の5つ星に、タカヒコや山﨑を含む17場のうちの1場として選ばれました。 確かに「ここまで来たか、ニッポンワイン」です。 柑橘に熟したラ・フランス、ハニー＆ナッツにバタリーな雰囲気。かつてのムルソーを、山形の自然と人為を尽くしてキャッチアップしたような造りを感じます。 強固な造り手の意思の現れ、コルクはDIAM30。 このヴィンテージは糖度が高く、ワイナリーとしてはグレートヴィンテージとのこと。こってりとした厚みのあるボディに、そのままミネラルのニュアンスが重なってきて、柑橘と洋ナシの果実味と共に余韻となる。 私はまだ日本ワインの経験値が低いですが、これはかなりレベルが高い作品だと思いました！

okok530