Rudolf Fauth Udenheimer Goldberg Riesling Auslese写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインRudolf Fauth Udenheimer Goldberg Riesling Auslese(2014)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2022-05-12
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーター稲葉

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのあるグリーンがかったやや濃いイエロー。粘性はやや軽く、成熟度が高く熟成のニュアンスが見える印象。 第一印象は開いていて華やか。特徴として洋梨、花梨、黄桃、アプリコット、鉱物、蜜蝋、コリアンダー。香りの印象として第一アロマが強く熟成感が現れている印象。 アタックはやや強く、残糖がある甘み。生き生きとした酸味と穏やかな苦味。ジューシーで厚みのあるバランス。アルコールは軽く、余韻は長い。 成熟度が高く、豊かなワイン。温度は8〜10℃、小ぶりのグラスでデカンタは不要。 あふれるペト香ガスっぽい感じでなく、燃焼されたような煙たさ。その香りと甘みの詰まった果実の香りが交わり、魅力的。口に含むと、まろやかながらも未だに若干の発泡感を感じさせる若さ。当然シロップ漬けの甘さを持ちながらも、新鮮で舌にザラつきの残らない、フレッシュなリンゴを食べたような爽快感がよいんとして残る。 絶対に休日、できればランチや午後の一息のラスト。いただき物のカステラと食すと、ワインの若さの後に卵の柔らかさ。生ハムと合わせるとこみ上げるようなワインのボリューム感にフォーカスが変わり楽しかった。 最近では熟成していない状態のペト香は欠陥臭という主張が主流らしい。14年ビンテージ、開けられた時期の基準によって評価の軸が替わったと思うと感慨深いワイン。よくあることだろうけど。

瀬戸 咲弥

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