『No.687　グレープフルーツ感はそこまで...かな』   なんだか自分の中で変に期待が高まって、いざ目の前にして、ん？なんて事になる事ってわりとよくある事だったりする。 特にワインなんかその典型的なもんなんじゃないかと思ったりするわけで。なんてことを先に書いちゃうと、あぁ、そうだったのね...なんて思われちゃいそうだけど、今回はわりとそんな感じ。 まず、今夜の夕飯は... ・ピーマンとプチトマトとウインナーのマヨネーズソテー ・煮しめ 煮しめは先日実家に帰った時に母が持たせてくれたもの。サンクスである。妻も週の半ばとあって、疲れがたまってるみたいだから、野菜ソテーを作ってくれただけでも感謝である。 そして今夜はフランスのレミ・セデスのキュヴェ・サンプルムース2017年をお供に。ガメィ100%のロゼ。噂によるとグレープフルーツの味に満ちているとのこと。おぉ、なんだかそれは楽しみじゃないか！ 抜栓し、グラスに注ぐと美しいピンク。さてさて香りの方は...グレープフルーツの香りというよりは、やはりガメィっぽくベリー系の香りがふんわりと...そしてほのかにスパイスの香りも。そして一口...ん？ほぉ、え？、ふむふむ...思ったよりグレープフルーツの味わいは感じず。ただ後味のほろ苦さはグレープフルーツっぽいかな。 この後に感じるほろ苦さが食事と共にいただく時、とても良い印象。野菜のソテーにはもちろん合うし、少し甘めの味付けの煮付けとなかなか相性が良いのが、意外でなんだか嬉しかったり。 この飲み口は完全に食中酒だなこりゃ。 ただ、飲み進めて行っても感じづらかったのは、グレープフルーツ的な風味。自分的には正直そこまで感じられなかったかなぁ...と思ったり。 ただ、あのエチケットは実に秀逸だったりはするんだけどね。 まぁ、ただこの感想はあくまで僕の主観なので、あてにしなくてもよろしいかと。 とりあえず2016年と2018年はしっかりキープしてるので、タイミングを みて飲んでみようかと。もしかして飲むタイミングが悪かったのかもしれないし。 次に期待しつつ、ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ