『No.1201 毎年異なる組み合わせが楽しみ』 【農民ドライ/2021年】 ココファーム・ワイナリー/日本・栃木 ・ミュラー・トゥルガウ 48% ・ケルナー 30% ・シャルドネ 17% ・ソーヴィニョン・ブラン 5% 合わせた夕飯 ・親子丼 スクリューキャップをキュリキュリと抜栓。農民シリーズがスクリューキャップになったのはとても嬉しい。グラスに注ぐと、かなり淡めのレモンイエロー。さすがにアロマティックとまではいかないが、爽やかな柑橘やマスカットの果実香。蜜っぽさも感じも。 一口飲む...八朔のような柑橘、マスカット、白桃のような豊かな果実味が口中に広がる。ほのかな甘みがまた良かったり。香りで感じた蜜っぽいニュアンスも味わいでもひょっこり顔を出す。後味にほんのりほろ苦さが。 農民ドライって飲むたびに思うのは、価格に対してのパフォーマンスの良さ。まとまりの良さはハンパない。 妻の作った親子丼との相性がとてもいい...あくまで主観ではあるけど。出汁を効かせた作りとの相性の良さなのかなと思ったり。なんたって和食に合うと思うし。 酸味は穏やか、果実味と旨みのバランスはなかなかのもの。食を誘うこの飲み口は流石だなと思うことしきり。 農民シリーズは毎年セパージュが変化していて毎回楽しみなのだが、今回もとても満足できました！ ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ