アラヤ・ティエラ2020 ボテガス・アタラヤ 楽天のページより詳細↓ ■ぶどう品種：ガルナッチャ・ティントレラ種(=アリカンテ・ブーシェ=ガルナッチャとプティ・ブーシェの交配種)100％ ■発酵・熟成：マロラクティック発酵 ■平均樹齢：60〜70年 ■土壌：粘土石灰岩土壌 ■収穫：手摘み100％ 樹齢長い…さらなる詳細も楽天の商品ページに書いてある。 色は濃いに尽きる…深みのある紫がかった濃いダークチェリーレッドで粘度も強い。こういう濃いワイン久々な気がするが…。 香りは大きく、甘く濃くスモーキー。プルーン、レーズンなど色の濃く凝縮した果実、濃いコーヒーや葉巻のようなスモーキーさ、シナモン感。色と香りからしてかなりのコッテリワイン。 アタックも甘く厚みの強い…ハチミツやフルーツ・スパイスを入れたホットワインのような、甘さ・濃さ・熱感。酸は生き生きして中等度だがバランスとしては甘みにかなり引っ張られている。タンニンは緻密で量ある。ジェルノ・ランジュを思い出すなぁ…向こうは品種がマルベックだったけど。 フルーツソース（フランボワーズソースよりダークチェリーのワイン煮など濃いフルーツ）のチョコケーキやフルーティーなチョコとコーヒーの代わりに、このワイン一本で事足りるかも。…いや両方あれば満足度も倍になるか。 甘旨で個人的には◎、この濃縮感と複雑さは近年の低アルコール・スタイリッシュなワインの流行に逆行しているかもしれないが、好きな人がおいしく飲めばいいと思う。

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