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ヴィエイユ・クラックとは初めて聞きました。いろいろな言い方ありますね。それにしても自然派はもう何がなんだか分かりませんね。おっしゃる通り程度の問題でしか無さそうです^ ^;
Eiki
Eiki様 ワインに凝りだしてから30年近いですが、私も聞いたことがない言葉でした。 ショップ情報によれば昔の言葉だそうなので、現地でも使っている人はあまりいないのでしょうね。 一頃より「自然派」という言葉は頻繁には見かけなくなったように思いますが、自然派って色々ありすぎて、何か説明しているようでいて、何も説明していない不思議な言葉ですね(笑)
chambertin89
今週のお楽しみはアリゴテ(^_^) アントワーヌ・プティプレ ブルゴーニュ・アリゴテ ラ・ヴィエーユ・クラック 2023 初紐候補なので報告(^_^) ヴィエイユ・クラックとはヴィエーユ・ヴィーニュの意味だそうで、生産本数1300本と少なくあまりお目にかかれないようです。 ピノにしようかと思っていたのですが、このところちょっと手に入りにくいアリゴテの案内が続いていて、飲みたいアリゴテが溜まってきたので変更。 所謂、自然派の造り手ということですが、定義が曖昧で今時、自然派ではない造り手を探す方が難しく、程度の問題かと思います。 ショップ情報ではかなりの自然派のようですが、「自然発酵、SO2無添加、無濾過」って、コテコテの自然派の造り手じゃなくてもやっていたりするし、何故かやっていない方がナチュール感強めに感じたりすることもあるし、個人的には何だかわかったような、わからないような(笑) 圧搾コルクで上下に天然コルクを貼り付けたタイプ。 到着時には色付きのボトル越しに見ても明らかに曇りというより濁りに近い感じで、酒石や澱というより、ゴミみたいな感じの浮遊物が確認出来ましたので、しばらく安置していました。 グラスに注いで見てもやはり曇りがありますが、ボトル越しから予想したよりはクリアなレモンイエローの色合い。 しばらく安置して澱は落ち着かせたものの、それでも微細な澱が少し見受けられました。 気になる程ではありませんけど。 ショップ情報から澱に拘りのある作り手のようですね。 まろやかなシトラスに白い花とアリゴテらしい香り。 ファーストアタックは酸味がかなり強めかと思いましたが、柑橘類の果実の甘味、旨味もあり、バランスがとれてきて美味しくいただけます(^_^) 23なので、まだ若くフレッシュではありますけど。 これもアリゴテらしからぬアリゴテではありますけど、パタイユ程硬質なミネラルのあるタイプでもなく、最近遭遇することが多い果実味が豊富なタイプとの中間でしょうか。 飲んでいてアリゴテらしさはあるものの、どのアリゴテにも似ていないような気がしていたのですが、投稿の為に改めてショップ情報を見直ししてたらシャルドネ10%、ピノ・ブラン&ピノ・ブーロ(ピノ・グリ)5%でアリゴテ100%ではありませんでした(笑) 購入時点で知ってはいたのですが、落ち着かせる為に少し時間を置いたので、飲む時には忘れていました。 どのアリゴテにも似ていないのはセパージュによるところも大きいかと思います。 マニアックでユニークなワイン。 半分残して明日のお楽しみに。 【3/29 2日目】 果実味にマスキングされていた酸味がかなり増してきた印象で、ボトルの底の方は澱の為か、旨味も増してきて酸っぱすぎるとまでは言えませんが、苦手な方も多そう。 もう少し熟成させた方が楽しめる気がしますが、美味しくいただきました(^_^) 【ショップ情報】 ブルゴーニュ地方ポマールを拠点とするアントワーヌ・プティプレは、ビオディナミ栽培による自然派ワインを生産する注目の生産者。2008年に自身のワイン造りを開始、現在は有機栽培やビオディナミ農法で育てられた古木のブドウを使用。自然発酵、SO2無添加、無濾過で造られるワインは、軽やかでエレガントながらもエネルギーに満ちたスタイルが特徴。 ポマールの小さなセラーで細心の注意を払いながら醸造された彼のワインは、ブドウそのものの生命力とテロワールを映し出した珠玉の逸品。彼の哲学は、過剰な介入を排除し、ブドウ本来の魅力を引き出すことにある。ワインに含まれる澱は命そのものであり、これを大切にすることでテロワールを体現すると考えている。 歴史的に自然なワイン造りが主流であったことを重視し、その伝統を現代に蘇らせることに情熱を注いでいる。フランス国内で高い評価を受ける。 「ブルゴーニュ・アリゴテ ラ・ヴィエーユ・クラック」は、 アリゴテ 85%、シャルドネ 10%、ピノ・ブラン&ピノ・ブロー 5%のブドウ(ネゴス)で造られます。日本への入荷は180本。ラ・ヴィエイユ・クラックとは昔のブルギニヨンの言葉で、今で言うヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieilles Vignes:古木)の意。 樽で自然発酵させたワインで発酵後、樽で9ヶ月熟成させ、澱引きして瓶詰め。彼のアプローチでは、伝統的なブルゴーニュのアリゴテの特性であるフレッシュでミネラル感が豊かさを活かしつつ、軽やかで自然な風味が特徴的なワイン。
chambertin89