『No.668 濃く感じるのに、クドさは無い』 木曜日。週末までが長すぎる...まぁ、先週は病院のベッドでボケーっとしてたわけだから尚更か。 なんだかんだで仕事終わってみれば、陽もだいぶ暮れている。もう夕飯は準備してないだろうなぁ...ってことで、帰りがけにコンビニで軽く夕飯...っていうか、ツマミみたいなものを買って帰った。 そんな今夜のメニューは... ・焼き鳥(つくねと鶏皮ともも) ・ポテトとソーセージのマヨネーズ焼き とりあえずこんなところで。そして今夜は、ココファーム・ワイナリーの農民ロッソ2015年をお供に。 ちなみにセパージュの方は... ・メルロー→43% ・カベルネ・ソーヴィニョン→23% ・マスカット・ベイリーA→23% ・ブラッククイーン→4% ・その他→7% さてさて、グラスに注ぎ、香りの方を...カシスや黒すぐりのような黒果実系の香りに、時折迫りくるベリー系のフレッシュな香り。マスカット・ベイリーAのせいかな？そしてどことなく土っぽさも感じたりして。 そして一口...ほぉ、思いの外口当たりは柔らか。飲み進める毎に力強さを感じるが、不思議と無駄な濃さは感じない。メルローとカベルネ・ソーヴィニョンから感じるのが力強さとエレガントさ。そしてマスカット・ベイリーAから感じるのがフレッシュさとチャーミングさ。グラスに注ぎ、香りの方なんかを...はぁ、リンゴや柑橘系のフレッシュな果実香に、ボルドー寄りの作りっぽさを感じなくもないけど、やっぱこの味わいあってこそって感じかな。 メルローは醤油や味噌なんかと相性良いというが、焼き鳥食べて農民ロッソを飲むと、ほんとそうだなぁと思わずにはいられない。これがコンビニではなく、地元の名店の焼き鳥屋ならばもっと幸せな気分になれるんだろうなぁ。個人的には鶏皮との相性は抜群だった！ 改めて農民ロッソを飲んでみて、和食から洋食まで広い守備範囲で対応出来そうな一本なんだなぁとつくづく思った次第。 ほんと、美味しかった！ごちそうさまでした♬

カリヤカ・ズノリ