『No.756 スクリューキャップの泡は実に良い』 といった具合で、また歯医者通いが始まった。先日あまりの歯痛になじみの歯医者に駆け込んだら、歯科医にくどくどと、なぜこうなるまでほっといたんだ？とか歯みがきの下手さ具合を指摘されながら、麻酔を打たれ、グラインダーでゴリゴリに削られ…   そして今日は右下の奥歯にかぶせモノを装着し、またゴリゴリと削られ…といった感じ。   僕の歯はいつになったら、治療を終えることができるのだろうか？スペインのサグラダファミリアのようにいつになっても終わりが見えないのだろうか？   そんな今夜の夕飯のメニューは…   ・スパゲティ・ペペロンチーノ   ついでに納豆ぶち込んでみたりして。そう、今夜はコンビニ飯。麻酔が効いてると食べるのが困難で…と妻に言うと、それじゃ好きなもの食べればいいよ…ってことで。そして今夜はドイツのヴァイングート・ヴァインライヒのセッコ2018年をお供に。イタリアでいうところのフリッツァンテ的な役割のこの一本。ちなみにセパージュは... ・リースリング→40% ・ミュラートゥルガウ→30% ・バッカス→30% キュルキュルとスクリューキャップを開け、グラスに注ぐ...気持ち良いほどのシュワシュワ感。香りの方は実にフレッシュな果実香。レモンやオレンジ、林檎や洋梨、桃的な要素も。そして一口...まず何がいいって、この気持ち良いガス感とフルーティな飲み口。どことなくハーブや白い花のようなニュアンスも感じたりして。 軽快なアタック感と豊かな果実味。だけど飲んでくうちに、ほのかなスパイスやハーブのニュアンスが手伝って、思いの外一本調子じゃないところを感じたりして。 これは実に食中酒として実にいい仕事するわ。コンビニのペペロンチーノだけじゃもったいなかったかな。でもしょうがないや。 それにしてもこのワインは実に美味しい。飲みはじめもいいけど、飲み進めていっても飽きることなく楽しく美味しく飲めるのは実に嬉しいな。 あと、個人的には泡モノのスクリューキャップはとても便利だなと思った。翌日以降飲む時もわざわざストッパー用意しなくてもいいし。 今度は妻の手料理と共に合わせたい。ごちそうさまでした♬

カリヤカ・ズノリ