『No.280 小さなロッソと言うけれど』 地元デパートで全国駅弁祭りなる催事があり、うーん美味しそうなもの食べられるから行ってみようと妻を誘い、家族で出かけてみたけれど、夕方前の時間帯で結構な売り切れっぷりで、うーんなんだかなぁ。 結局めぼしいものを見つけられず、デパ地下で通常のお惣菜を買って、失意の状態で帰ってきた次第。 明日また出向いてみようかな...やめよかな？ そんな今夜の夕飯は... ・チキンとポテトのチーズ焼き・グリル温野菜添え ・合鴨のロースト・オレンジソース添え ・モッツァレラとフルーツトマトのサラダ ・納豆汁 ・くるみパン ちなみに妻は幕の内弁当。そんな今夜はイタリアはラツィオ州のコルヴァ・ジャッラのロッセッタ2014年を開けようかと。 期待の新人さんのワインということで、それはそれで楽しみだったり。サンジョヴェーゼ100%、そしてこれが初めて瓶詰めしたヴィンテージだそうで。 そんな具合で香りの方をクンクンと...おっ、フワッと香るベリー系の果実香。レーズンのような香りも感じられるなぁ。色味も淡い色合いの赤。この色合いだとフレッシュな感じかな？そして一口...おおっ、キュートでチャーミングな味わい。色味通りのフレッシュな味わいも感じることができる。 キュートでチャーミングでフレッシュ。ジュワーっと感じる旨味も相まって、幸せな気分になるなぁ。今日の料理にも抜群の相性だった。特にチキンや、鴨のオレンジソース添えとの相性抜群だった。 ロッセットって小さなロッソという意味らしいんだけど、全然小さくないどころか懐の大きさを感じてしまう次第。これは次のヴィンテージも楽しみでしょうがないわけで。

カリヤカ・ズノリ