Shelter Winery Spätburgunder (Pinot Noir)写真(ワイン) by カリヤカ・ズノリ

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LLLLL

REVIEWS

ワインShelter Winery Spätburgunder (Pinot Noir)(2016)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2023-04-28
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価格
インポーター

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カリヤカ・ズノリ

『No.964 憂いを帯びた独特の飲み口』 夕方、妻からのLINE。今夜はテイクアウトの焼き鳥でお願い!とのこと。どうやら仕事がバタついているようだ。大丈夫だよと返事。すると、僕の職場近くの焼き鳥屋でテイクアウトの注文したから、帰りに寄って…と。 言われたとおりに、焼き鳥屋に立ち寄り、買って帰る。焼き鳥のいい匂いが車内に立ち込める。うん、おなかすいてきたな… ちょっと匂いがこもりすぎ…ちょっと車の窓を開ける。やっぱ車の中が食べ物の匂いって…やだよね。 そんなこんなで、今夜の夕飯のメニューは… ・焼き鳥盛り合わせ ・じゃがいもとウインナーのグリル これに白ご飯と味噌汁といった具合。ちなみにこんなの焼き鳥は、モモ(塩)、鳥皮(たれ)、豚バラ大葉巻き、つくね、あご肉、ぼんじりといった感じ。そして今夜はドイツのシェルター・ワイナリーのピノ・ノアール2016年をお供に。おぉ、お久しブリーフなシェルター・ワイナリー。あの憂いを帯びた独特の飲み口を久々体験できる嬉しさを。 キュリキュリとスクリューキャップを抜栓し、グラスに注ぐ。おぉ、結構淡い具合のガーネット。ほんの少し濁りのようなものを感じたり…これが旨味の視覚化か。そして一口…うん、この感じ久しぶり。スコーンッと的確に…という感じではなく、少々うすらぼんやりな感じ。でもその一口目をゆっくり味わってみると、ふむふむなるほど、複雑さを要する味わいが感じられる。 木苺やプルーンにカシス。少しダークな果実の味わい。野性味を帯びつつ少しチャーミングな。そしてレーズンのような少し感じる湿り気。以前感じたような腐葉土っぽさは今回あまり感じない。奥から紅茶やうっすらバニラ。コリコリなミネラル感も感じる。そして甘さはそこまで感じない。無駄な重さはなく、軽快さを感じるかもだが、やせてる感じではなく、細マッチョ的なボディ。 まず、軟骨入りのつくねと実に合う。そしてあご肉。野性味感じるあご肉の味わいに、このピノが優しく寄り添い、後味を生かしつつきれいにリセット。この感じが実に絶妙。そして僕が一番良いなと思ったのが、ぼんじり。噛んだ時にじゅわっとあふれる肉汁とこのピノが実に合うのだ。まぁ、あくまで主観でしかないけど。 ここの焼き鳥も実に美味しいし、なによりこのワインが実に素晴らしい。複雑な味なれど、食事と寄り添うこの姿勢にも感服。 ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ

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