エチケットのデザインやスクリューキャップの質感など“ガワ”の魅力にやられたマッテオ・コレッジアさん。日本限定のランゲビアンコがとても美味しかったので、今回にアルネイスも中身に期待大。 青リンゴと柑橘にハーブが混ざった清々しい香り。口当たりはややボリューミー。ジューシーな果実味にじんわり広がるミネラル感、杏っぽいまろやかな甘みがフワッと立ち上がりつつも、存在感のある酸と苦味がきっちり締める。全体的に爽やかだけど凝縮感や複雑味も感じられるところがアルネイスらしさ、な気がする。 グラタン、ペペロンチーノ、ササミなど濃い味からあっさり味まで幅広くペアリングできる。額縁に飾りたいぐらい好きなエチケットを眺めながら、しっかり中身のおいしさも楽しめるワインでした。

hbk