2本目は、久しぶりのチリ・ワイン、トレオン・デ・パレデスのレゼルヴァ・メルロー、2015vt.です。 畑はカチャポアル・ヴァレーという、アンデス山脈に160度囲まれた場所にあります。昼夜の寒暖の差があり、糖度と酸をしっかり残すことができます。この上質な葡萄に最適な土壌とクラロ川によって運ばれるアンデスの雪解け水を100％灌漑に使用することによってトレオン・デ・パレデスのワインは素晴らしいテロワールを表すとのこと。 濃い目のルビーの外観。 ブラックベリーにブラックチェリー、フレンチオークの2年目の古樽を使用しているらしいが、柔らかいオークの香り。コーヒーチョコレートのニュアンス。 メルローがベースだけど、シラーが少し入っているためか、厚みのあるアタック。 酸味はまろやか。MLFが強めに感じるか？ややミルキーな感覚があります。渋みは量は少ないけど、シルキーで丸く収まっている。 美味しくいただきました。

okok530