エンリコ・ピラー＆フィグリの、バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ、2018vt.です。 透明感のある暗めのルビー、粘性の高そうな厚めのディスク。 まだ若いですが、随分熟成しているような香りがします。コルクは真っ黒。赤寄りのチェリーに、瑞々しい酸っぱそうなブルーベリーの香り。スミレの香りに紅茶の渋みの香りがします。 やや強め、酸味のあるアタック。 じんわりとやや強めの酸味がありますが、暴れん坊というほどではない。バルベーラらしい透明感のある果実味は、暖かくなってきた時期にはやはり美味しい。そして、この透明感の中にある、収斂性強めのタンニンは好みです。

okok530