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4.5
【(仮称)82の会】7 82ボルドーの左岸・右岸対決。 LSV 様からの右岸はこちらでした。 シャトー・レヴァンジル 1982 レヴァンジルはVINICAを始めるかなり前に1994をいただいた位ですが、40年以上経ったグレートヴィンテージは如何でしょうか? 黒みが強く、濃い色合い。 オー・ブリオンに比べるとまだ若々しく、というかワイルドにすら感じる香り。 味わいにも収斂性あるタンニンが残り、まだ熟成が足りないように感じました。 LSV 様が「メルロー多めだと飲みやすいイメージだけど、ボルドーの場合はメルローの方がやんちゃでカベルネ・ソーヴィニオンの方がエレガント」と言われるのも納得のレヴァンジルでした。 この頃はまだロスチャイルド家の所有でなく、古い造りだった事や短いコルクから見てもオー・ブリオンとは手間の掛け方が大きく違ったと思われる事も大きいかと思います。 まだ先があるとは言え、美味しく貴重なレヴァンジル、ご馳走様でした(^q^) 【ショップ情報】 ラ・コンセイヤント、ペトリュス、ヴュー・シャトー・セルタンなど、ポムロル地区の数々の輝かしいシャトーに隣接しているシャトー・レヴァンジル。 レヴァンジルの歴史は18世紀半ばにまで遡り、1741年に「CH.FAZILLEAU」という名前で設立されました。その後、幾度か所有者を変えた後、1957年にルイ・デュカス氏が購入。デュカス家は当時、霜害により荒廃していた畑の再建と、レヴァンジルの名声を取り戻すことに貢献しました。1990年にドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドが所有者となり、それ以来、セラーの改装などを行い、ますます品質が向上。実質的にはペトリュスやラ・フルール・ペトリュスと比較しても、 遜色がないと言われているシャトーです。 また、 市場に出回る数が少なく見つけ出すのも難しい、稀少なワインとしても有名で、サン・テミリオン地区のシュヴァル・ブランとも境を接しているという好立地は、右岸好きならずとも気持ちが高まるシャトーなのです。 シャトーはブドウ畑を約22haを所有しておりメルロとカベルネ・フランを植えています。ブドウ畑は砂利を含む砂質粘土質土壌で構成されており、 凝縮感溢れる果実味を備えたブドウが成熟。ブドウを手摘みで収穫後、ポンピング・オーバーを実施しながら発酵を行い、その後、オーク樽で約18ヵ月間熟成を行います。造られるワインは、メルロの芳醇でしなやか果実味が溢れる、フィネスに富んだスタイルに仕上がります。 【その他】 LSV 様とは昨年3月のアリゴテ会以来。 今回もブルゴーニュの生産者を直接訪れた時のエピソード他、興味深いお話を沢山ご披露いただきました。 今年はまたフランスへ行かれるとの事で、その計画も教えていただきましたが、また興味深いお話を伺えるのを楽しみにしています。
chambertin89
こちらももうグレートなワイン、右岸左岸での82比較は素晴らしい体験となりました!
Eiki
Eiki様 ワイルドなレヴァンジル、エレガントなオーブリオンと対照的で面白い、貴重な飲み比べになりましたね(^_^)
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【(仮称)82の会】7 82ボルドーの左岸・右岸対決。 LSV 様からの右岸はこちらでした。 シャトー・レヴァンジル 1982 レヴァンジルはVINICAを始めるかなり前に1994をいただいた位ですが、40年以上経ったグレートヴィンテージは如何でしょうか? 黒みが強く、濃い色合い。 オー・ブリオンに比べるとまだ若々しく、というかワイルドにすら感じる香り。 味わいにも収斂性あるタンニンが残り、まだ熟成が足りないように感じました。 LSV 様が「メルロー多めだと飲みやすいイメージだけど、ボルドーの場合はメルローの方がやんちゃでカベルネ・ソーヴィニオンの方がエレガント」と言われるのも納得のレヴァンジルでした。 この頃はまだロスチャイルド家の所有でなく、古い造りだった事や短いコルクから見てもオー・ブリオンとは手間の掛け方が大きく違ったと思われる事も大きいかと思います。 まだ先があるとは言え、美味しく貴重なレヴァンジル、ご馳走様でした(^q^) 【ショップ情報】 ラ・コンセイヤント、ペトリュス、ヴュー・シャトー・セルタンなど、ポムロル地区の数々の輝かしいシャトーに隣接しているシャトー・レヴァンジル。 レヴァンジルの歴史は18世紀半ばにまで遡り、1741年に「CH.FAZILLEAU」という名前で設立されました。その後、幾度か所有者を変えた後、1957年にルイ・デュカス氏が購入。デュカス家は当時、霜害により荒廃していた畑の再建と、レヴァンジルの名声を取り戻すことに貢献しました。1990年にドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドが所有者となり、それ以来、セラーの改装などを行い、ますます品質が向上。実質的にはペトリュスやラ・フルール・ペトリュスと比較しても、 遜色がないと言われているシャトーです。 また、 市場に出回る数が少なく見つけ出すのも難しい、稀少なワインとしても有名で、サン・テミリオン地区のシュヴァル・ブランとも境を接しているという好立地は、右岸好きならずとも気持ちが高まるシャトーなのです。 シャトーはブドウ畑を約22haを所有しておりメルロとカベルネ・フランを植えています。ブドウ畑は砂利を含む砂質粘土質土壌で構成されており、 凝縮感溢れる果実味を備えたブドウが成熟。ブドウを手摘みで収穫後、ポンピング・オーバーを実施しながら発酵を行い、その後、オーク樽で約18ヵ月間熟成を行います。造られるワインは、メルロの芳醇でしなやか果実味が溢れる、フィネスに富んだスタイルに仕上がります。 【その他】 LSV 様とは昨年3月のアリゴテ会以来。 今回もブルゴーニュの生産者を直接訪れた時のエピソード他、興味深いお話を沢山ご披露いただきました。 今年はまたフランスへ行かれるとの事で、その計画も教えていただきましたが、また興味深いお話を伺えるのを楽しみにしています。
chambertin89