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4.5
『No.943 ミネラルの応酬』 年を重ねて、趣味嗜好にもいくらか変化がみられるようになった。例えばテレビ番組。今まで何ともなかった、ごちゃごちゃしたバラエティ番組がとても耳障りで、面白みを感じなくなってきた。出てくる芸能人もいよいよ顔と名前が一致しなくなってきた。 そんな中、今まで見ることもなかったNHKのど自慢の楽しさがわかるようになってきた。 あぁ、年を取ったのね…でもいい。そんな今夜はこないだの日曜に見れなかったのど自慢をNHKプラス(TVerみたいなやつ)で見ながら、夕飯を楽しむとしよう。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・鶏肉のトマト煮 ・ジャガイモのグラタン それに白ご飯と味噌汁といった具合。そして今夜はドイツのブランド・ブロスのピノ・ブラン・ピュア2020年をお供に。我が家の食卓の定番になりつつあるブランド・ブロス。作り手はお若いらしく、若いながらも、とてもセンスの良い作り手さん。そんな彼ら(ご兄弟)の作るピノ・ブラン。楽しみだなぁ。 抜栓し、グラスに注ぐ…少々線が細く感じるのは、淡く漂うレモンのような果実香のせいなのか?色合いも涼し気なレモンイエロー。そして一口…あ、これは清々しく気持ちの良い飲み口だなぁ。心地良くあんばいの良い酸味と果実味。レモンや擦った青りんごのような心地良い酸味と果実味のバランス。この感覚が絶妙だなと思ったり。線が細いように感じた果実香からは、感じとりにくい、ミネラルの応酬。ガリッゴリッな具合。でも不思議とイヤじゃない。むしろ心地よい。ここのバランスも実に絶妙。やりすぎだなと感じるであろう手前で寸止めする辺りは…やりますなぁ。 アフターのほんの少し感じるオレンジピール的なほろ苦さまで含めて、バランスのかじ取りは流石の一言。最近のドイツワインの作り手さんの凄みを感じる。 ちなみに鶏のトマト煮との相性はなかなか良い感じ。でもそれ以上に相性の良さを感じたのはジャガイモのグラタン。少し多めに入れてしまった(妻の証言)ホワイトソースや、ほくほくのジャガイモとの相性が、たまらんくらい。うまうまでついついどちらも進む…って話。 優しい果実や白い花のファーストタッチから一転してミネラルの応酬…そして後味にほろ苦さとほの甘さ、最後にスッと消えていく余韻。なかなかのもんじゃないでしょうか。 ごちそうさまでした!
カリヤカ・ズノリ
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『No.943 ミネラルの応酬』 年を重ねて、趣味嗜好にもいくらか変化がみられるようになった。例えばテレビ番組。今まで何ともなかった、ごちゃごちゃしたバラエティ番組がとても耳障りで、面白みを感じなくなってきた。出てくる芸能人もいよいよ顔と名前が一致しなくなってきた。 そんな中、今まで見ることもなかったNHKのど自慢の楽しさがわかるようになってきた。 あぁ、年を取ったのね…でもいい。そんな今夜はこないだの日曜に見れなかったのど自慢をNHKプラス(TVerみたいなやつ)で見ながら、夕飯を楽しむとしよう。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・鶏肉のトマト煮 ・ジャガイモのグラタン それに白ご飯と味噌汁といった具合。そして今夜はドイツのブランド・ブロスのピノ・ブラン・ピュア2020年をお供に。我が家の食卓の定番になりつつあるブランド・ブロス。作り手はお若いらしく、若いながらも、とてもセンスの良い作り手さん。そんな彼ら(ご兄弟)の作るピノ・ブラン。楽しみだなぁ。 抜栓し、グラスに注ぐ…少々線が細く感じるのは、淡く漂うレモンのような果実香のせいなのか?色合いも涼し気なレモンイエロー。そして一口…あ、これは清々しく気持ちの良い飲み口だなぁ。心地良くあんばいの良い酸味と果実味。レモンや擦った青りんごのような心地良い酸味と果実味のバランス。この感覚が絶妙だなと思ったり。線が細いように感じた果実香からは、感じとりにくい、ミネラルの応酬。ガリッゴリッな具合。でも不思議とイヤじゃない。むしろ心地よい。ここのバランスも実に絶妙。やりすぎだなと感じるであろう手前で寸止めする辺りは…やりますなぁ。 アフターのほんの少し感じるオレンジピール的なほろ苦さまで含めて、バランスのかじ取りは流石の一言。最近のドイツワインの作り手さんの凄みを感じる。 ちなみに鶏のトマト煮との相性はなかなか良い感じ。でもそれ以上に相性の良さを感じたのはジャガイモのグラタン。少し多めに入れてしまった(妻の証言)ホワイトソースや、ほくほくのジャガイモとの相性が、たまらんくらい。うまうまでついついどちらも進む…って話。 優しい果実や白い花のファーストタッチから一転してミネラルの応酬…そして後味にほろ苦さとほの甘さ、最後にスッと消えていく余韻。なかなかのもんじゃないでしょうか。 ごちそうさまでした!
カリヤカ・ズノリ