Le Piane Boca写真(ワイン) by okok530

Like!:17

REVIEWS

ワインLe Piane Boca(2009)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーション
飲んだ日2021-09-19
飲んだ場所
買った日
買った場所
購入単位
価格帯
価格
インポーター

COMMENTS

okok530

お次はレ・ピアーネのボーカ、2009vt.です。 ボーカは、ピエモンテの北部で、ネッビオーロ栽培の北限と言われています。50年代に雹害で全滅したが、細々と、しかし力強く再興を企てる者がいた。 レ・ピアーネの現オーナーは、クリストフ・キュンズリ氏。元々はスイスのインポーターで、自分の好きなワインをスイスに輸入していた。ある時、取り扱っているワイナリーからレ・ピアーネを紹介される。衝撃を受けた。他のどのネッビオーロよりも、偉大なネッビオーロだと感じた。当時のオーナーは、アントニオ・チェッリ氏。クリストフ氏は夢中になって、レ・ピアーネに通い出す。 そんなとき、チェッリ氏が病床に伏すことになり、ワイン造を断念。家族は、全てをクリストフ氏に託すことにした。クリストフ氏は、自分が愛したワイナリーが無くなるのを嫌い、引き受けることに。 ランゲのネッビオーロは偉大だが、個性が失われつつあるという。ボーカは、未だに昔ながらの製法に、こだわりを持っている。ランゲは粘土石灰質で、アルカリ土壌、一方ボーカは、火山岩主体の酸性土壌。 4年の大樽熟成、2年の瓶内熟成。長い!驚きです。名だたる銘酒でも、こんなに長いものはそうそう無い。 それではいただきますー。 おぉ〜、これがもしかして古来のネッビオーロかなのか?強い酸味、果実味豊かではあるけど、フレッシュ オブ フレッシュ!酸味がリードする堅牢なストラクチャー。微かに感じられるタンニンは、酸味に隠されて本当の姿はよくわからない、、。 アカン、、、。酸っぱいのんアカン、今日はアカンわ、、。 そして2日目。 いいじゃないですか、、。大人しくなった酸味が、チェリーやプラムの果実味と相待って、昨日は隠れていた微かな甘みが口腔の奥を癒してくれます。 そして、きめ細かいが元気な渋みが、心地よい余韻に繋がります。と言っても、2日目も元気です。 古き良きネッビオーロというような表現だと、少し大人しいイメージをしてましたが、違ってました。 私の拙い直観で言うなら、今風は化粧がうまくて元気な仕上がり。このボーカは、すっぴんのまま元気。

okok530

okok530
okok530

OTHER POSTS

  • L
  • L
  • L
  • L
  • L
  • L