ワイン | Hospices de Beaune Beaune 1er Cru Cuvée Dames Hospitalieres(2019) | ||||||||||||||||||||
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出張良いですね〜地方のバー&酒屋巡りは堪りませんよね! 私も今日は日帰りでしたが、豊作でした(^^)
Nori81☆
Noriさん 酒屋行くために出張してるのかってくらい、どっちがメインか分からなくなることありますよね?!^ ^ 酒屋行くために前入りすることもあります(笑) しかし日帰りで豊作とは、Noriさん仕事してませんね?!(笑)
Johannes Brahms
出張先で見つけたワインバーで、その日は店主がオスピスドボーヌで落札したワインを抜栓するイベントをたまたまやっていたようで、それを目当てに来店していた常連さん達に便乗して、1杯戴きました。 店主も思い入れが強いようで、落札した時の映像や翌日の新聞まで色々と資料付きで提供して下さり、単純な味わいだけでなく、「お祭りムード」を一緒に楽しむことができました。 そんな思いを抜きにしても、非常に面白い味わいで、かなり美味しくてビックリしました。 オスピスは全て新樽なのかどうか存じ上げないですが、樽の香りがすごく強くついていて、ヴァニラ香がとても強いですがタンニンが強くなく、酒質がとても柔らかいこととかけ合わさって、なんとも女性的で滑らかで甘美なトロっとした優しい味わい。余韻が非常に長く、グラスを持ったままにニヤけながら唸ってしまう美味しさです。ブラインドで飲んだら、この甘さが「ジャミ―」と感じ、ブルゴーニュとは分からないかも知れないなぁと思いました。 ※好みの生産者ばかり飲んでいるので、トレンドが分からないのですがブルゴーニュでもこれくらいジャミ―なのが一般的なのでしょうか… もしかすると好みが分かれる味わいなのかも知れませんが個人的にはすごく好きです。飲み比べで飲んだジャック・カシューもヴォーヌロマネらしくエレガントでよかったですが、芳香のレベルが1段階違いました! ちなみにエレヴァージュはサントネイでワインを造っている日本人の生産者にお願いしたとのことでしたが、エレヴァージュ先を探すのがすごく大変なんだとか。いくつもの生産者に断られたり、契約関係がややこしくて進めることができなかったところも多かったそうです。 翌日の新聞には全ての樽の落札者と落札価格が載っていて、眺めているだけでもブルゴーニュの生産者たちの事情が見えて楽しかったです。 銘畑の競売では必ずルシアン・ルモワンヌが落札していてオスピスではなく、自分のラベルを貼ってリリースするという話だったり、アルベール・ビショーがとにかく買い漁っていて店主がなかなかアルベールおじさんに競り勝てなかったという話など、ブルゴーニュ好きにはたまらない裏話がたくさん聞けました^^ ワインそもそもの良さに加えて、提供してくれる方のこのワインへの並々ならぬ想いと愛が、この味わいを実現しているんだろうと思わせる、新しい経験ができました!
Johannes Brahms