『No.815 ニンニク料理にはコレですかね』 月末ということもあって、今夜は若干遅め。妻もちょっと今夜は出来合いで済ませるから…とのことだったので帰りにコンビニへ。 まぁほんとコンビニに立ち寄れば、食べ物には困らない。ちょっとジャンク感強めではあるけれど。 なんとなく選んだスパゲティに、今日はワインを合わせて楽しむとしよう。 そんな今日の夕飯のメニューは… ・ペペロンチーノ(コンビニ物) そしてこの日はフランスのソンセール・ヴァンのペティアン・ナチュレル・アスタ・ラ・ヴィズラ2018年をお供に。リースリング50％、ピノ・ブラン25％、ピノ・グリ25％といった具合。なんでもアルザスの葡萄をロワールで醸造したとのこと。何だか飲む前からワクワクするようなお話。 王冠を慎重に抜栓、少し勢いの良いシュポンっという音に一瞬戸惑うが、吹きこぼれはなし…ホッとする。グラスに注ぐとシュワっと気持ち良い発泡具合。香りの方は…擦ったリンゴのような爽やかな果実の香りと若草のニュアンス。そして一口…おぉ、爽やかな柑橘の果実味と、少し強めの酸味。あくまで美味しさの範囲内での酸味これがまた心地良い。そしてこれまた少し強めのシュワワ加減。口中をさっと掃除してくれるような、心地良い刺激を与え、また食事を食べたくなるようなそんな心地良さ。コリッコリなミネラリーさも手伝って、食中酒には完璧なんじゃなかろうか…と思ったり。 ニンニク強めのコンビニのペペロンチーノじゃもったいなかったかな…でもこのニンニクの強さとジャンキーさがこのワインと合うんだよなほんと。ニンニクやアンチョビペーストの風味と相性いいし、口中をさっぱりリセットしてくるあたりが、またたまらない。 こういうペペロンチーノにも合うだろうし、水炊きやもつ鍋なんかにも合うんだろうなぁ。次飲む機会があったら、絶対鍋だよな。 とても美味しくいただけました。ニンニク料理にはこれだな…と覚えておこう、ごちそうさまでした。 あんまり、ニンニク得意じゃないんだけどね。

カリヤカ・ズノリ