Ch.イガイ・タカハ、オフクロ・ビューティー、2020vt.です。 白のオヤジ・ダンディ同様、こちらもイガイ・タカハのラインナップの中で、数品種をブレンドして造られるワインであり、そのブレンド品種と比率はヴィンテージごとに変わるという、コンセプト優先型のワインです。 前回造られた2017年は、バルベーラとドルチェットが50％ずつのブレンドでしたが、この2020年はマルベック34、カベルネS33％、カベルネF33％の、ボルドーブレンドです。 黒果実のフレッシュはアロマ、微かにスパイシーな香りが混じります。 若いですが、要素のバランスが整っており、バラついたような感覚はありません。ボルドーブレンドと言っても、それほど強い主張があるわけでは無いのですが、弱々しいのではなく、要素のバランスが良いから、出しゃばっていない、というような感覚があります。 美味しいですね。

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