ケルナー2017 ヴォータノワイン 約3年前にも開けたワイン、果たしてどうなっているか、どう感じるか。 輝きのあるグリーンがかったレモンイエロー、粘度は割とある。3年前よりやや濃い程度で保存に難はなさそう。 香りは開いていて、甘くフルーティー・やや柑橘の皮っぽい苦味を伴う香り、ミネラル感。樽香とややグリーンな香りは落ちてきて、代わりにアーモンドや熟したフルーツみを帯びている。黄色い花、落ち着いてこそいるがやや還元香っぽい面がある。 アタックは瑞々しく…ビターさの主張が前がかっているのは前回同様。アルコール感はしっかりあり、甘みはソフト。以前より酸のバランスが強い気がする…前回コメントと比較すると甘みより強い主張がある。 でも以前のバランスは大きく損なっていない様子で、中空さ・空虚感は感じない。アフター食い付いてきてやや長め。中ぶりグラスでやや高い温度で。 はまぐりの酒蒸しと飲んだけど、当ワインのほうが強いので、より香りや口内に残る脂身・コクの強い料理でどうぞ。蛤フライに柑橘を付ければ良かったかな。

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