Ka Tahi Hawke's Bay Pinot Gris写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインKa Tahi Hawke's Bay Pinot Gris(2019)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2020-05-05
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所駒込・三木酒店
購入単位ボトル
価格帯1,000円 ~ 1,499円
価格
インポーター東京実業貿易

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その89 2019 カ・タヒ ピノ・グリ ジ・ワン ホークス・ベイ/NZ 今年の1月半ばにいただいた南半球・NZのグリ/グリを再訪。 微かにピンクのトーンが入るストローイエローの外観に、グレープフルーツや洋梨の香り。 口に含むと、豊かなコク、イキイキした酸、じわっとくる果実の旨み…余韻に残るグリ/グリらしい上品なほろ苦さも素晴らしいですね♡ ところがこの素晴らしさはある条件下での限定のもの。 温度が上がるとこのワイン、途端にダレるんですよ(>_<) 冷蔵庫キンキン温度ではキリッとシャープな輪郭を描いていたワインが、突然、曖昧な何かに変わってしまう感じ…まあ、それはそれで面白いんですが、あまりの変わりように面食らいました(苦笑) このワインに合わせて聴いたのは、ミニマル・ミュージックの家元のような存在であるスティーヴ・ライヒの1970年の作品「Four Organs」。 この曲に初めて出逢ったのは中学1年の頃になります。同級生の友人が持っていたLPを聴いたのですが、その頃聴き始めていたプログレとの、意外な距離の近さに驚いたものでした。 曲自体は淡々とリズムを刻むマラカスを背景に、単純なフレーズを4台のオルガンが徐々に時間をズラしたり、音符を増幅させたり引き延ばしながら反復する、ある種の呪文のようなものです。 単純なモチーフが拡張され、その過程で位相のズレ(Phase Sifting)を生み出していく手法はAugmentationと呼ばれ、この時期のライヒが積極的に取り組んだテクニックだそうですが、当時の私はそんなことを知る由もなく、タントラのような音の流れに恍惚としていたものでした。 このAugmentation(オーグメンテーション=拡張)って、耳慣れない言葉なんですが、最近のAI研究にとっては非常に重要な概念らしく、ググってみるとAIがらみのものばかり大量にヒットします。 一見シンプルに思えたものが、目の前でどんどん拡張され正体不明なものに変わってしまうこと(メタモルフォーゼ)は、ある意味では畏怖すべきことであり、時間への強い感情、恐怖や敬意を生み出します。 今回のワインの変容を体験した時、どうしてもこの曲を聴きたくなったのは、そんなことを思い出したからでしょうか? 1本1500円未満のお手頃なグリ/グリで、今回は時間を遡る旅までできるとは⁉︎ ワインから学ぶことは、実にたくさんありますね(@_@)

iri2618 STOP WARS

L

拡張からの変容… なかなか面白い体験が出来そうなワインですね✨ 4台のオルガンが奏でる曲も 聴いてみたくなりました(^^)♪

ほろ苦ココア

L

‪ ほろ苦ココアさん 興味を持っていただいてありがとうございます。私が初めて聴いたLPの演奏もYouTubeで聴けますね! このタイプの反復がもれなくついてくる音楽は、生理的にダメという方も多いので、ほどほどにお楽しみください(笑) ワインの方は、コスパは良いですが、2日目のダレ方もなかなかのものでした(苦笑) 温度と時間による変容でしたね…(@_@) Steve Reich - Four Organs - 1970 https://youtu.be/w0yTZmMgI5I @YouTubeより‬

iri2618 STOP WARS

L

ライヒよりもアルゲリッチとポリーニの方に興味があります。 全くタイプの違うピアニストですよね(^^)

bacchanale

L

bacchanaleさん ライヒも素晴らしいですよ(*_*) 私の場合、アルゲリッチやポリーニよりも先に聴いていましたからね(苦笑) この本、延期になった杉並会の時に差し上げようと思っていたのですが、次はいつお会いできるかわからないですね(>_<) 「ショパンコンクール」や「日本のピアノ演奏史」など、隠しテーマがいくつかあって結構目からウロコの本ですよ!

iri2618 STOP WARS

L

すみません。ライヒを存じあげませんで。 しかし、私もアルゲリッチとポリーニという本に目が行きます。 ポリーニと言えば、どうしても亡くなった中村紘子を思い出してしまいますが、その理由は長くなるのでまたの機会に^_^??

Nora

L

Noraさん たまたま、私には出会いがありましたが、ミニマルミュージックに興味のない方にとっては、ほとんど意味のない名前です。お気になさらず(笑) 本の方は、気になるようでしたら差し上げましょうか? レビューでも触れましたが、「隠しテーマ」が私にとっては新鮮で、興味深いものでした。ご本人たちの様々なエピソードも、ファンの方なら先刻ご承知のことばかりなのかもしれませんが、彼らの私生活まで関心のなかった私には面白おかしく読めました(*_*)

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