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2.5
2019 ドメーヌ・オット★ バンドール・ルージュ・シャトー・ロマサン バンドール プロヴァンス/フランス 月曜日の道草ワイン・その2 2杯目は、こちらの角打ちで素晴らしい2018をいただいたことのあるバンドールの赤。 その時は、抜栓から十分な時間を経て程良く熟れた状態のものでしたが、今回は私のオーダーで抜栓された、まさに「口開け」のタイミング。 グラスの中は、非常に閉じたコンディションで、かなり強い還元のニュアンスを感じます…(汗) ブルーベリーやブラックチェリーなどの果実香に、シナモンのような甘いスパイス、ドライ&フレッシュなハーブのヒントもあり、香りは複雑というか、軽くカオスな印象。 まあ、ひと言で表現するなら「落ち着きがない」感じです(苦笑) 口に含んだ印象も同様で、特徴的なのは、酸とタンニンが控えめで、味わいの「立体感」が不足気味? 味覚要素の統合感が弱く、1日2日経ってからじっくり味わいたい…というのが正直なところ。 ところで、抜栓直後のこのワインを飲んでいて、表面をパリパリに固めたハッシュドポテトとか、カリカリに仕上げたジャガイモのガレットを無性に食べたくなりました! 最初に思い浮かんだのは、タイムやローズマリーをたっぷり効かせた、揚げたてのフレンチポテトだったので、そこからのおいもとクリスピーさ繋がりなんでしょう? サクサクした砕ける触感に、じわっとしみ込んだ脂の旨みと塩っぱさが共通項だと思いますが、このワイン、そんな食感のポテト料理だけじゃなく、じっくりと火を通した鴨のコンフィや、こんがりと焼き上げたカスレみたいな肉料理、稚鮎のフリットや鱗をパリパリに仕上げた甘鯛のポアレみたいな魚料理にも、めちゃくちゃ合いそうです♪ 機会があれば、ぜひ試してみたいペアリングです。 いまの味わいを最大限に楽しめなくても、頭の中の時間軸を使って、いろいろ楽しめるポテンシャルが素晴らしいですね(笑)
iri2618 STOP WARS
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2019 ドメーヌ・オット★ バンドール・ルージュ・シャトー・ロマサン バンドール プロヴァンス/フランス 月曜日の道草ワイン・その2 2杯目は、こちらの角打ちで素晴らしい2018をいただいたことのあるバンドールの赤。 その時は、抜栓から十分な時間を経て程良く熟れた状態のものでしたが、今回は私のオーダーで抜栓された、まさに「口開け」のタイミング。 グラスの中は、非常に閉じたコンディションで、かなり強い還元のニュアンスを感じます…(汗) ブルーベリーやブラックチェリーなどの果実香に、シナモンのような甘いスパイス、ドライ&フレッシュなハーブのヒントもあり、香りは複雑というか、軽くカオスな印象。 まあ、ひと言で表現するなら「落ち着きがない」感じです(苦笑) 口に含んだ印象も同様で、特徴的なのは、酸とタンニンが控えめで、味わいの「立体感」が不足気味? 味覚要素の統合感が弱く、1日2日経ってからじっくり味わいたい…というのが正直なところ。 ところで、抜栓直後のこのワインを飲んでいて、表面をパリパリに固めたハッシュドポテトとか、カリカリに仕上げたジャガイモのガレットを無性に食べたくなりました! 最初に思い浮かんだのは、タイムやローズマリーをたっぷり効かせた、揚げたてのフレンチポテトだったので、そこからのおいもとクリスピーさ繋がりなんでしょう? サクサクした砕ける触感に、じわっとしみ込んだ脂の旨みと塩っぱさが共通項だと思いますが、このワイン、そんな食感のポテト料理だけじゃなく、じっくりと火を通した鴨のコンフィや、こんがりと焼き上げたカスレみたいな肉料理、稚鮎のフリットや鱗をパリパリに仕上げた甘鯛のポアレみたいな魚料理にも、めちゃくちゃ合いそうです♪ 機会があれば、ぜひ試してみたいペアリングです。 いまの味わいを最大限に楽しめなくても、頭の中の時間軸を使って、いろいろ楽しめるポテンシャルが素晴らしいですね(笑)
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