2016 モンターニュ・ノワール ヴィオニエ IGP ラングドック ルーシヨン/フランス 先日、シラーをいただいたばかりのモンターニュ・ノワール、本日はヴィオニエをいただきます！ 外観はトロッとした感じの輝きのあるやや薄めのゴールドイエロー。透明感、輝度はとても強いですね。 香りは、やや控えめながら、白桃、トロピカルフルーツ、グレープフルーツ、金柑、洋ナシ、メロン、金木犀、鬼灯、ミント、生姜など様々な要素が語りかけてきて、うるさいぐらい賑やかで多様性があります。 味わいの第一印象はドライなフルボディ。酸は少し弱めで、温暖なエリアのよく熟した果実からつくられたワインのように思われます。 ただし、おとなし目だと思った酸が、温度や時間帯によって強くなったり弱くなったり、猫の目のようにクルクル印象が変わって、変幻自在な感じ。 最初は豊かな果実味中心の味わいですが、半分ぐらい飲み干したあたりで、突然、塩っぱさを感じるようになります。実は、かなりミネラル感の強いワインなんですね⁉︎ ちょっとビックリしました（笑） 結論としては、美味しいです♡ それもかなり高いレベルの美味しさです。 半分飲んで残りは2日目の様子を見るつもりでしたが、上記のような「気づき」があり、結局、翌日に残すことなく飲み切ってしまいました（苦笑） 果実の旨みがとても素直に出ていて、ミネラル感など他の要素も高レベル。1000円前後のワインとしては、異例の複雑さも併せ持っていますね。「こりゃ旨い！ 」としか言いようがありません。 最近、手持ちの、ちょっと古いCDをiPhoneに移す作業に勤しんでいますが、昨日は、マーキュリー・レヴやステレオラブなど、90年代後半のポスト・ロックの日でしたが、その中で、改めて傑作だと思ったのがこれ。 1999年にリリースされたステレオラブの『ミルキー・ナイト』。 フランス人の女性ヴォーカリストを擁するロンドンのポップバンドで、このアルバムは通算7枚目。 アナログな響きとデジタルな音色が程良くブレンドされたサウンドに、ちょっと舌足らずな甘いヴォーカルが乗り、とても浮遊感のあるポップミュージックです。 特に好きなのが「カレイドスコーピック ゲイズ」という曲なのですが、文字通り、万華鏡を覗いているようなメランコリックで、サイケデリックな気分に浸れてサイコーです♪ よく熟れたトロピカルテイストの白ワインを愉しむには、最高の相性ですよ☆

iri2618 STOP WARS

千円台のヴィオニエであまり美味しいのは知らないので気になりますね！ 香り豊か&ミネラルで美味しそう(^^)

YD

YDさん これは実によくできたヴィオニエです。この価格帯だと、そもそも比較できるヴィオニエが思い当たりません。普段飲みがこのレベルだと、「ちょっといいワイン」のハードルがかなり高くなっちゃいますね。それが唯一の難かな☆

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