『No.673 優しさに包まれるとこうなる』 月曜日。週末から大雨に見舞われる。今日もそこそこ雨が降る。そして今夜から明日未明にかけて、また大雨が... 自然には敵わないんだけど、もうちょいあんばいよく降ってくれたら良いんだけどね...なんて思ったり。 そんな今夜のメニューは... ・ハヤシライス 今夜は少し早めに帰宅できた妻が急いで作ってくれた一品。仕事で大変なのにありがとうね。そして今夜は、イタリアのトラヴェルサのバルベーラ・ダルバ・プルディノータ・デル・チャボット2014年をお供に。そういえばバルベーラ飲むの久々だなぁ...なんてちょいとワクワク気味で抜栓。グラスに注ぐと豊かな香りがふんわりと感じられる。 おぉ、なんでアロマティックなんだろ...なんて思いながら、改めて香りの方を...ふーむ、プルーンやレーズンのような甘味を感じる黒果実の香り。そして花の香りに、少しだけ感じるヴァニラのニュアンス。そして一口...これは良いなぁ。飲み応えがありながらも、喉をスーッと流れていき、五臓六腑にじゅんわりと染み渡るこの感じ。 酸味もそこそこはっきり、渋みも心地よいのだが、まず口に含んだときに感じるほのかな甘さが実に、このワインの性格を表しているかのよう。 妻特製のハヤシライスとの相性がほんと抜群！どちらも止まんない！美味しさど真ん中と言ったところか。 それにしても、このバルベーラが実に美味しい。優しい味わいがまたグラスに手を伸ばしたくなるんだよなぁ。 荒井由美の歌で『やさしさに包まれたなら』という曲があるが、優しさに包まれると、こんなワインになるんじゃないかしらんと思ったり。 こんな優しいバルベーラならまた飲みたいに決まってる。よし、また探すとしよう。ごちそうさまでした、ヴォーノ！

カリヤカ・ズノリ