『No.1267 あくまで清楚』 【ロルヒャー・シュロスベルク・リースリング/2018】 エファ・フリッケ/ドイツ・ラインガウ ・リースリング 100% 合わせた夕飯 ・トマトの豚肉巻き・チーズソースと温野菜添え 抜栓し、グラスに注ぐ…鮮やかなレモンイエロー。冷涼感と清楚さがグラスの中で見て取れる…ってのは、ちょっと贔屓が過ぎるかな？うっすらと白い花、蜜に柑橘系の果実の香り。 そして一口…あぁ、スーッと喉を過ぎ、五臓六腑に染み渡っていく。ノンストレスでほぼほぼシームレス。キュッとアクセント的な酸味とシトラス主体の豊かな果実味、そしてしっかり蜜の味わい。ハーブ的なものが鼻を抜ける感じ。至極真っ当で、清楚さをひしひしと感じるリースリング。王道…とはちょっと違うかもだけど、ちょっと襟を正したくなっちゃう…そんな感じ…相変わらずわけわかんないかもだけど。 自分的に大好きなスタイルのリースリング。岩清水感と大人のはちみつレモン…的な。 トマトの豚肉巻きと実に良く合うなぁ。甘やかさの中にコリっとした小気味良いミネラル感、さりげない塩感もあって、飲みダレる感じがない。前述したノンストレス感でついつい飲み進めてしまう…こりゃ危険。 ここ最近、大々的にリリースの案内がなく、決して買いやすい状況ではない(と思われる)エファ・フリッケ。でも血眼になって探し当てた時は嬉しいからまぁいいんだけど。もう少しだけ、注目されても…ってやっぱ買いづらくなっちゃうから、今の状態でいいや。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ