『No.837 漢方と果実の融合』 昨日の話。 大型連休の隙間の業務の日。こんな日はやる気も出るはずもなく。とりあえず淡々と業務をこなす。そして仕事後もいろいろ雑用済ませていたら、あらまこんな時間！ ってな感じで夕飯を買って帰宅。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・スパゲッティ・ミートソース(冷凍物) ・ガーリックチキン(コンビニ総菜) ・麻婆茄子(冷凍物) 近所のセブンで購入。うーん、こんな夜遅くにこんなメニューが食べれるだなんてね、幸せですよ。しかもこれがそこそこ美味しいから始末に悪い。そしてフランスのマス・クトゥルーのラ・ヴィーニュ・ウットゥ2018年をお供に。大好きな作り手マス・クトゥルーのシラー100％の一本。コンビニ冷凍物に合うのか否か。 抜栓し、グラスに注ぎ、香りの方を…黒果実系の香りと湿っぽい土のようなニュアンス。少しやんちゃな要素も感じながら。そして一口…うーん、これは拗らせ要素が強いような…でもないか。ブルーベリーやブラックチェリーのような果実の要素とスパイシー…というか少し漢方的な要素が強いような。八角とか。あとは胡椒のような風合いとほんの少しのお茶的要素。 液体自体は悪くない。そこそこ柔らかさや滑らかさを感じるテクスチャー。軽快感も幾分感じる。ただ喉に少しいがらっぽさを感じなくなかったり。 ただ時間が経過すると、漢方的要素と果実感、酸味、タンニンが少しづつ手を取り合って、まとまっていくような具合。 それにしてもこのシラー、スパイシーな麻婆茄子と相性抜群なんだよなぁ。スパイシーな要素があるからだろうかな、良い具合に共存してる。ミートソースともいい具合だし、ニンニク少し強めのガーリックチキンとも良い相性。ミディアムなボディだからチキンとも合うのかな。 少しパンチ強めのメニューに良いのかもしれないね。ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ