アヅミノワール メルロー2016 安曇野ワイナリー まず目を引いたのはコルクに沈着した色が黒く濃いこと。 圧縮コルクではあるけど、カベルネやシラーでも色の淡いワインに度々出会う日本ワインにあって凝縮感が期待できそうな雰囲気。 注いでみるとやはり色が黒く濃いめ…まだ紫がかっていて、まだ熟成と呼べる段階ではないように思える。 ブラインドで黒紫っぽいと山ぶどう系から探し始めてしまうが…粘度は中等度で足に色素が残る。 香りは開いているがやや控えめで、タンニン感のある締まり・陰性さがある。カシス・ブラックベリー、すみれ、甘めの樽香と軽いスモーキーさ・熟成香…思ったより淡白というかシンプルというか。 味わいも全体的にミディアム、タンニンは緻密で中等量、アフターは長め。 ー追記ー 3日目、かなり開いてきて注いだそばから果実味の充実した香りがある。デキャンタージュで十分美味しく飲めるが、まだ早かったように思う。評価は少し上方修正

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