『No.933 らしくあり、らしくなく』 仕事終わりに、保険屋さんと会ってきた。保険屋さんといっても友人なわけだが。 保険の見直しをしつつ、友達ってこともあってか無駄話に花が咲くわけで。音楽のことやら、洋服のことやら、車のことやら…お互い共通の趣味もあるし、お互いの好みのわかってるせいか、こうやって気をつかわずに色々話せるのは嬉しいわけで。 友人に別れを告げ、急いで帰宅。おなか空いたなぁ。早く帰って夕飯食べなきゃだ。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・鶏肉とねぎのポン酢炒め ・ジャガイモのグリル ・トマトとブロッコリーのグリル それにご飯と味噌汁といった具合。ほんと我が家はグリルが好きだな。そしてフランスのレ・ヴァン・コンテのシャルドン・ネ・ディエール2019年をお供に。シャルドネ100％の一本。オリヴィエ・ルマッソン氏が逝去し、もう新しいヴィンテージは届かない。だから手元にあるワインを大切に飲んでいこう。 そんなことを思いながら抜栓し、グラスに注ぐ。決して強いわけではないがフワッと香る。爽やかな果実の香り。そして一口…ほぉ…へぇ…んん？…はぁ。実にレ・ヴァン・コンテらしい味わいでもあるし、ん？なんか今までと違うかな？という気もする。まぁそれはあくまで僕個人の思いこみであるんだけど。 口に含んだ時に感じる控えもながらもしっかりした果実味。レモンやオレンジ、ちょっと八朔やボンタン。桃っぽい風味もどこかで感じるかな。酸味はほぼ感じず。ほの甘さもありながらコリっとしたミネラル感があり、少々甘辛な仕上がり。そして何より、旨味をしっかりと感じさせるのが流石。 レ・ヴァン・コンテの白って、ル・ピュイやボワ・サン・ソワフのように美味しい水的なゴクゴク飲めて体にジュワーっと浸透していく…そんな一方的なイメージを持ち合わせていたのだが、このシャルドン・ネ・ディエールは少しアプローチが違うような気がする。ジュワーっと浸透はするが、ゴクゴクサラサラな飲み口ではないような。少しオイリーな感じで、しっかりと味わう感じなのかな。そこがらしくない感じなのかな。あくまで主観ではあるけれど。ただこれは決して否定ではない。この違ったアプローチが何だか新鮮なわけで。オイリーな液体感に、果実味と共に感じるヨーグルト的なニュアンス。何だか複雑な感じもまたいいのかな。 そして複雑な要素を見せながらも、親しみやすい飲み口なのが、やはりレ・ヴァン・コンテといった具合。美味しい食事と共にいただくワイン。野菜のグリルによく合うなぁ。どちらも共に進む。 とても美味しくいただけました。ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ

カリヤカ・ズノリさま フォローありがとうございます。 ずーっとlike仲間♪だと 実は思っておりました (^O^) レ・ヴァン・コンテは 大好きな造り手さんで 私も手元にあるワインを大切に飲んでいこうと思っています。 宜しくお願い致します☆

ごん。

ごん。さん→こちらこそ、フォローさせていただきありがとうございます！ like仲間だなんて、とても光栄です。無言でlikeだけして、気味悪がられてると思ってました。これからよろしくお願い致します。 レ・ヴァン・コンテ、僕も手持ちのものを大切に飲んでいこうと思っております。

カリヤカ・ズノリ