味わい |
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香り |
ワイン名 | F.X. Pichler Dürnsteiner Kellerberg Riesling Smaragd |
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生産地 | Austria |
生産者 | |
品種 | Riesling (リースリング) |
スタイル | White Wine |
2024/11/11
(2002)
FXピヒラー デュルンシュタイナー・ケラーベルグ リースリング スマラクト2002 レッツゴーオーベルジュ2024秋 3/8 続いての白ワインはオーベルジュのセラーからchambertin89 の選んだピヒラー! vinicaを始める以前ちょっとオーストリアワインにハマっていた時期があり、若いピヒラーは何度か飲んでいましたが、熟成ピヒラーは初めて。実は内心一番楽しみにしていたワインだったりします。 一口飲んでびっくり! 岩が、岩が見える笑 とても硬質なのに甘みもあり、クールさに強い酸味。わずかなペトロールのニュアンスのリッチなオイリーさ、まるで石を舐めているかのようなミネラル。 なんだか情報が多すぎて頭がオーバーヒート、なんだこれは〜、と言いながら飲み続ける事に。 結局最後まで頭の中で咀嚼する事のできないワインでした。おそるべしピヒラー。いや、ワタシがワインに追いついてないだけですね^ ^;; 飲み終わってもいろいろ考えてしまいます。果たしてこのワインのピークはいつなのか、飲み頃ってどのタイミング?考えてもちっとも答えが思い浮かびません。いやはや凄いワインでした。
2024/11/03
(2002)
2002 F.X.ピヒラー リースリング スマラクト デュルンシュタイナー・ケラーベルグ ヴァッハウ ニーダーエスタライヒ/オーストリア 土曜日のワイン。 10/26 オーベルジュで「ワイン合宿」@南魚沼・その3 3本目のワインは、chambertin89さんより。オーベルジュのセラーから選んだワインです。 2002年は、「世紀のヴィンテージ」とのこと。こちらも、アンドラ・モンターニュさんでも最後の1本。 巨大な白い岩壁のようなワインでした。 この日は、朝、東京を出発して、越後湯沢駅でゆーもさん&hiroさん、Eikiさんと合流。 そのまま、ほくほく線でまつだい駅まで移動して、そこからはaiaisarusaruさんと5人、世界最大規模の野外芸術祭である「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の一部を、サルルさんの車に同乗させていただき楽しんできました。 その芸術鑑賞(体験)の仕上げとして、有名な清津峡渓谷トンネルを最後に訪問したのですが、その際に見た、大渓谷の壮大な柱状節理の岩壁を思い出すような、非常にスケールの大きなワイン…これがF.X.ピヒラーのリースリング スマラクトの感想ということになります(苦笑) サルルさんは、「白い石の花」と仰っていましたが、それも実に「わかりみが深い」表現だと思います。 私も最初に思い浮かべたのは、「白い石」でした。 ただ、このスケールは、それでは収まりません(大汗) 様々な香りや味覚要素が高圧縮で閉じ込められているのに、まったく破綻なくバランスが取れています。 白い石でできた鋼鉄の白桃の中に完熟した緑のぶどうのエキスがギュッと詰め込まれ、パウダー状の岩塩やチョーク、ジャスミンのような白い花の精油などが振り掛けられている物体を想像してみてください…それがこのワインの具体的なカタチに近いものだと思います。 そんなものが、液体のカタチをとって、750mlのボトルに収まっているなんて、これはエライことじゃありませんか? 口の中でも、じっとしているわけがありません…。 余韻は「動的」で、めちゃめちゃ長く、心地よい苦みを伴います。 ペトロール香を感じると仰る方もいらっしゃいましたが、私にはまったく感じられませんでした。 リースリングのペトロール香に関しては、個人の閾値の差が激しいようで、熟成したものを複数のメンバーで飲む際、必ず、「感じる人・感じない人」という現象が生じます。 私は、概ね「感じない」グループに含まれるようです(笑) まあ、人によってはオフフレーバーと見做されるニュアンスですので、「ペトロール不感症」であっても、さほど問題はありませんが…。 さて、このワインには「フランス産フォアグラのムース ブラウンマッシュルーム包み ブリオッシュとともに」が供されました。 フォアグラと強いリースリングの組み合わせ、素晴らしいですね♪ 脂の甘さが、リースリングの瑞々しい果実の輪郭を浮き彫りにして、とてもクッキリとシャープな、解像度の高い味わいの世界が広がります。 そして、特筆しておきたいのは、フォアグラを包む、フレッシュなブラウンマッシュルームの微かなほろ苦さです! あるかないか…程度の僅かな苦みが、添えられたザウワークラウトの酸味と共に全体の味わいを引き締め、ワインの中にある苦みを拾い、口の中で素晴らしく調和させてくれます。 ワインと料理をつなぐ「リエゾン/liaison」の役割りを担っている…ちょっと大袈裟かもしれませんが、私は、そんな風にブラウンマッシュルームのミッションを理解しました(笑) 大胆かつ繊細、熊シェフのお料理は素晴らしいですね♡ 凄まじいスケールのワインと、見事にマリアージュしています。こちらも、たいへん素晴らしい組み合わせでした。 chambertin89さん、ご馳走様でした✨ この次のお料理は、ワインとのペアリングなしで、「木の子のスープ土瓶蒸し風・すだちしぼり」が供されました。 こちらは、先のニョッキに使われていたのと同じキノコが使われているのですが、キノコの風味がよく出ていて、山の幸の本来の姿を楽しむための一皿でした。 もちろん、コント・ラフォンやピヒラーのワインとの相性も素晴らしく、すだちによる「味変」も楽しいものでした♡
2024/10/30
(2002)
オーベルジュ会3 chambertin89さんはオーベルジュのセラーからピヒラーご指名でのセレクト エフ・エックス・ピヒラー デュルンシュタイナー・ケラーベルク リースリング スマラクト2002 トロミのあるイエローゴールド 密度がとんでもなく高くて その詰まっている全ての成分が 押し寄せてきます。 蜜、酸、ミネラル、塩味、苦味 受け止めきれているのか? 偉大なワインは常に自分を問われます。 フォアグラのムース 絶妙な軽やかさと優しさで 強く迫力あるピヒラーを包み込みます。 フレッシュマッシュの新鮮さ ワインのミネラル フォアグラの脂の甘さ 幾層にも重なる旨みに 飲んで食べて飲んで食べて ループ状態です〜
2024/10/27
(2002)
【オーベルジュに泊まりたい!!!の会】3 白は持ち込みとオーベルジュのセラーから1本ずつ。 今回は私がオーベルジュのセラー分を担当させていただきました(^_^) F.X.ピヒラー デュルンシュタイナー・ケラーベルク・リースリング・スマラクト2002 何と!世紀のヴィンテージ、2002! ってシェフの受け売りですけど(笑) オーストリアワインは経験が少ないですが、ピヒラーの名前は昔から聞こえていたので、オーストリアワイン推しのこちらのセラーで熟成されたピヒラーとお料理とのマリアージュを楽しんでみたい、とピヒラー決め打ちで相談してお勧めされたもの。 セラーには2003や2004もあるとのことで、それらの方がお財布にも優しく、むしろ飲み頃としては良いのかも知れませんが、こちらもセラーに残る最後の1本と聞いてはやはり飲んでみたいところ。 それにシェフの友人というワイン講師楠田卓也氏の「楠田メソッド」によって前日に抜栓しておいていただけるとの事でガチガチということはないでしょう。 とても濃いイエローで熟成感たっぷりな色合い。 少しペトロールのニュアンスも感じたような気がしましたが、膨大なミネラルと酸に圧倒されそうな香味。 中でも石を舐めているかのようなミネラル! aiaisarusaru様曰く「ロック!」 苦みを伴う長い余韻。 熟成感はありますが、「これから何年、何十年でももちそうだね」と皆様のご意見は一緒でした。 ピヒラーの最上のグレートヴィンテージを堪能させていただけるのもこちらのオーベルジュならではだったと思います(^_^) 【インポーター情報】 エフ・エックス・ピヒラーは世界遺産として有名な景勝地でもあるワイン産地ワッハウのワイナリーです。 観光地として訪れる人の多いデュルンシュタイン近くの葡萄畑のなかにモダンな建物のワイナリーを所有しています。 オーストリアのワイナリーとして非常に知名度の高いエフ・エックス・ピヒラーですが、ワインの生産量が少ない為、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで、殆ど手作業で行っています。 質の高いワインを丁寧に生産しているワイナリーです。 ケラーベルクは急な斜面にあり、やせた原生岩が含まれるヴァッハウ屈指の単一畑。昼夜の寒暖差が複雑味と繊細なニュアンスを生み出します。キメ細かい白桃にしっかりとした骨格を感じさせるスケールの大きな味わいです。 スマラクトとはシュペトレーゼ級の葡萄から造られるワインですが完全に熟成させることが求められ、アルコール度数は最低12%となります。若いワインを飲むという印象の大きいオーストリアですが、このクラスのワインは熟成する程に味わいも深くなっていきます。 【スマラクト】SMARAGD ヴァッハウで最高のワインに与えられる名称で、名前の由来は、ドナウ河畔のテラス状のぶどう畑の陽だまりに遊ぶエメラルド色のトカゲ『スマラクト』(エメラルド)からで、良い畑にだけ現れると言われています。 この『スマラクト』の名を付ける事のできるワインは、最も濃厚で、最もアルコール度が高い、豊かな果実味とバランスのよい酸味が調和した好条件の年に造られる逸品だけです。 オーストリアのワイン法でシュペートレーゼクラスの熟成度のぶどうから造られるワインですが、完全発酵する事が条件で最低アルコール度数は12度です。 『スマラクト』クラスのインは十分に熟成する事が望ましいので収穫の翌年の5月1日から販売する事が許されます。 長期保存するほどに味が深くなるヴァッハウの自然が生む最高級白ワイン。 KMW19度以上 アルコール度12.5%以上 ※ピヒラーは2020年、ぶどうの糖度に基くシュタインフェーダー、フェーダーシュピール、スマラクトの表記の維持に反対してヴァッハウの生産者組織を脱退した為、今後はスマラクトは名乗らないとのこと。 【その他】 他の方々は魚沼地方で開催されている大地の芸術祭と清津峡を観光されましたが、私は午前中所用で午後から出発したので、一足お先にチェックイン。 皆さんの到着を待つ間にウエルカムドリンクをいただいてから先程のポストの通り、セラーを見学させていただきました(^_^) 3千本とも4千本とも言われるセラーは圧巻で、時間を忘れてしまいます。 DRCやデュジャックのマールやウイスキー等蒸留酒も豊富で拝見させていただきました。 その後、到着されたメンバーも興奮気味でした(笑)
2022/07/05
(2018)
オーストリアワイン@テイスティングバー のお手伝い♪ ピヒラーのリースリング F.X.ピヒラーは、2019年を以てヴァッハウの格付けから脱退したそう 今後のヴィンテージには「スマラクト」とは記載されないそうです これもまた、力強いリースリング❣️ オーストリアはドイツよりも気温が高く、リースリングの皮が厚くなるとかつて聞いていましたが… アルコール13.9%! アルザスとも違う、ドイツとも違う、オーストリアのリースリングの真髄を垣間見た気がします 簡単にペトロールが出なさそうな、長熟タイプ ボトル販売価格は2万円
2021/04/18
(2004)
熟成の只中。リースリングの素晴らしさ満載。 香りも味わいも万華鏡のごとし。腕の良いソムリエが、温度を下から徐々に上げていくと、絢爛豪華さがどんどん出てくる。クロ・サンテューヌとはまた違う、華やかな味わい。古いピヒラーはいいね。 ブルゴーニュばっかり飲んでたらバカになる、というのを改めて教えてもらった気分。クラシックなソースの春フレンチとも色々考えさせられた。
2018/03/03
(2011)
オーストリアのリースリングは初めて。 美味しい。
2016/05/06
(2005)
FX Pichler Durnsteiner Kellerberg Riesling Smaragd 2005 濃いめの黄色、落ち着いた色調、輝きはそれほど感じられない。やや高い粘性。 白と黄色の花、熟したパイナップル、アップルマンゴーのような香り、果実味。とにかくボリューム感がある!豊かな甘み。リースリングのペトロール香が弱い。酸が弱く丸い。ミネラル由来の苦味が残るフィニッシュ。ボリュームがあり丸くてたっぷりとした印象。
2013/09/10
@ノイエス
2020/04/29
(2011)
2016/11/09
(2007)
2016/08/23