Cune (Cvne) El Camino Bierzo Mencia
クネ エル・カミーノ ビエルソ メンシア

バランスよい

開けたては独特の苦味が特徴的ですが、少しデキャンタすると香りが追加されます。しかし苦味は変わらず、これを好む方と好まぬ方によって評価が分かれるのかなと思いました。個人的にには少し苦手

いつもの銀座のワイン屋にて、思いがけず角打ち状態。もう座り込んで本格的に飲み始める。 先程のプリオラートに続き、もう一本あるよと開けてくれた、同じ作り手の赤ワイン。 クネ　エル カミーノ　 ビエルソ　メンシア メンシア、ビエルソと書いてあるが、これまたどっちが産地でどっちが品種？とわーわー言いながら開ける。 一口飲むと、先のプリオラートより軽やかで、ちょっと濾過したような滑らかさ。ふわっと浮いたようなイメージ。 赤い果実と砂利のようなミネラル。 ちょっとピノっぽいですね。 こっちの方が好みかなぁ。 なんやかんやで、ワインと関係ないプロ野球の話なんかしてたら2時間以上経ってた…。お開きにしましょうか。 残ったボトル、気に入った方持って帰りなよ、と言ってコルクさしてくれる。 どうも、ごちそうさまでした。 もらって帰って次の日。 前日のピノっぽさから一転、だいぶボリュームが出てどしっとした感じに。 木の皮のような渋さと、籠ったような酸味がちょっと不思議な感じ。すごくイメージが変わる。 なかなか手を出さないスペインワインですが、探し出したら色々ありそうです。 あ、ちなみに、常連さん含め三人でマスクしながら会話。 店はワインが積み上がった状態で、冬場でもエアコンガンガンなのですが、もう日が暮れて外気が下がってるからと入口のガラス戸を全開にしたまま。 飲んでた場所は入口入ってすぐといった、めちゃ寒いけど、感染予防対策は自然と万全の中での飲み会でした。

スペインの赤。クネ ビエルゾ メンシアの2014年。色は少しだけ透明感のあるガーネット。赤いベリー感。強くはないですが、ミントのような清涼感のある香りも感じます。落ち着いた甘味。酸も穏やか。 2日目になると、割と樽感を前面に感じます。 最後の写真は、中野駅近くを散歩していて気になった看板。 「バカタレ」 えーと。 「バカモン」は磯野波平。 「おバカ！」はクレヨンしんちゃんのお母さんの野原みさえ。 「バッカさん」はbacchanale(￣∀￣)✨←単なる酒飲み じゃなくて、焼きとんを出す、居酒屋らしいです。

クネ エル・カミーノ ビエルソ メンシア ホーベン 2014 スペイン/スティーリャ イ レオン メンシア100％ カシス、チェリーなど濃いけど透明感もあり。 香りはニューワールドのピノのようにワイルド。 少しざらつきのあるタンニンとハーブの香りで複雑さも。 コノスルのピノを上品にしたような美味しいメンシア～(*´∀｀)

紫を帯びた輝きのあるルビー色。粘性は強く、ラルムに着色がある。ダークチェリー、ユーカリ、ミント、タイガーバームなどの香り。アタックは軽快で滑らか。タンニンによってしっかしとしたテクスチャーになる。チョリソーなどに合う。

クネ・ビエルソ・メンシア 2014 こちらは2016vtと違い、ボルドー型ボトル。 アルコールは同様14%。 予想通りの濃い、真紅のような紫色。 輝いているが、グラスの向こうは見えない。 その暗い深さにもかかわらず、全体的に陽気な性格。 アタックに黒系果実の熟れた果実味と、 皮革のような、煙草、スモーキーな個性も。 カシス、ブラックカラントジャム、ピンクペッパー、ビターチョコレート、後口に、あるかなきかのミンティな爽やかさ。 まるでどこか活気あるバルにでもいるかのよう。 例えば一般的ボルドー赤と比べたら、 ベジタルな要素がグッと控えめで、 最初はプリミティーヴォやジンファンデルの イメージに近いと感じたけれど、 圧倒的にバランス良い酸味の存在が、 こちらは勝るのではないか。 とはいえ、決して酸味が強いわけではない。 肌感覚として、酸味より、甘濃くまろやかな主張ある赤ワインは、途中、飲み疲れてしまうのだけど、 このメンシアはそうではないから。 緻密で濃いフルボディなのに、アルコール強さも決して表立ってエネルギッシュでなく、 あるべきバランス構成を成している。 翌日、その翌日、 とてもなめらかな上質ビターチョコや、カラメルのような風合いもあり、全く遜色なく楽しめる。 温度帯も14〜20度とどの辺りでもまろやか。 お手頃カマンベールセットは、 ハーブまみれ、燻製、ブラックペッパーと三種盛り。 ナッツはともにパッケージされていて、 しっとりバージョン。 それはそれで楽しい歯ざわりと香りでした(^^)

クネ エル カミーノ ビルエソ メンシア2014 スペインはビエルソ地域のメンシア100％で造ったワイン...ステンレスタンクで発酵後にMLF。果実の凝縮した感じを味わえる。