Ch. Recougne Carmenère Bordeaux Supérieur
シャトー・ルクーニュ カルメネール

3.17

3件

Ch. Recougne Carmenère Bordeaux Supérieur(シャトー・ルクーニュ カルメネール)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ブラックチェリー
  • プルーン
  • 杉
  • クローブ
  • アニス
  • 木樽
  • 生肉
  • ベーコン

基本情報

ワイン名Ch. Recougne Carmenère Bordeaux Supérieur
生産地France > Bordeaux
生産者
品種Carmenére (カルメネール)
スタイルRed Wine

口コミ3

  • 2.5

    2022/12/11

    (2014)

    我が家がこよなく愛するカルメネール、なんですが、今回はボルドー・シュペリュールのカルメネール。 今でこそ、カルメネールと言えばチリ、なのですが、カルメネールは元々ボルドー品種。フィロキセラでボルドーが被害を受ける前は、アルゼンチンのマルベックと共にボルドーの主力品種でした。今でもカベルネ・ソーヴィニョンやメルロの陰には隠れていますが、ボルドーでも造られているんです。 このカルメネールは、色合いこそ名前の由来通り深紅ですが、味わいは明るめ。タンニンは控えめ、果実味もありました。 我が家は、かぼちゃのグラタンを合わせました。

    シャトー・ルクーニュ カルメネール(2014)
  • 3.5

    2022/01/19

    (2014)

    Richterさんから頂いたワイン。 ボルドー、ラランド ポムロールのカルメネール 元々はボルドーで栽培されていたものがチリに植えられて、今やカルメネールといえばチリのイメージ。 本家ボルドーでは大分栽培面積も少なくなって、カルメネールメインのワインなんて僕も初めて見ました。 赤色を帯びるディープガーネット、色素と粘性も高め。 完熟して崩れかかったチェリーや桑の実、プラムをメインに、 血の滴る炭火で焼いた肉、クローブ、アニス、ブドウの茎などのフレーバー。 アタックは強く辛口 果実の凝縮感と豊富で持続性のある酸味、強目のタンニンがあるフルボディ スモーキーでスパイシーな余韻は中程度 豊富な酸味が果実感を抑制している辺りがチリとは違い、やや冷涼な地区の雰囲気を醸し出しているのかもしれません。 中々ワイルドな味わいのボルドーワインでした。 こんなユニークはワインを体験させてくれてありがとう(^^)v また一緒に飲みましょうね♪

    シャトー・ルクーニュ カルメネール(2014)
  • 3.5

    2021/06/11

    (2014)

    「カルメネール主体の...ボルドー!?」(ワインショップのメルマガ) 「原産地のボルドーを始めヨーロッパでは絶滅してしまったと思われていたカルメネール種ですが、1994年にフランスから来ていた専門家によって、チリで再発見されます。」 ワイン本やショップの案内によくある記述ですが、そのロマンだけでご飯3杯はいただけるカルメネール。 近年、ボルドーでそのカルメネールを復活させたワインがあるとの案内があり、ポチり。 「復活のカルメネール!」とか書いてあって何だかカッコいいですね。 「逆襲のシャア」みたいな感じで(笑) ミラード・ファミリー 2014シャトー・ルクーニュ・カルメネール・ボルドー・シュペリュール 購入した時点では初紐のようですが、さて。 →訂正されました。(^_^)v 【紐付け一番乗り】46件目です。 2ポスト連続の初紐で大谷翔平選手のようにゾーンに入ってきました。(笑) グラスの先が見通せない濃いめのガーネット。 黒い果実、杉が控えめに香る感じ。 味わいは最初に伸びやかな酸味が結構主張したのは意外でした。 その後にじわじわとボルドーチックな黒い果実、タンニンを感じますが、あくまでも控えめな印象。 シルキーでシームレスな舌触りは良い感じです。 濃厚なタイプがお好みの方には受けないように思いますが。 半分残して明日のお楽しみに。 後で気がつきましたが、コルクはまさかのDIAM1 Σ( ゚Д゚) それと生産者地区がラランド・ド・ポムロール「近郊」というのも。(笑) 【6/12 2日目】 2日目は残念ながら、はっきりと下り坂ですね。 酸が強まり、ひねた香味が出てきて、まあ面白いという見方も出来なくはない味わいです。(笑) 【ショップ情報】 シャトー・ルクーニュは、ボルドー地方の東部に位置するポムロール、フロンサック、サン・テミリオンの3地区を中心に7つのシャトーを所有する、ミラード社のシャトーの1つ。1930年代は複合農業を営んでいたが、今では100%ブドウ栽培とワイン造りを行なっている。自社畑は100haに及び、栽培している品種はメルロ主体で、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、カルメネール、プティ・ヴェルド、マルベック。その中でも、父グザビエ・ミラドの代からカルメネールの保護に大変熱心で、今ではマルク・ミラドがそれを引き継いでいる。 この地では、フィロキセラ前の1850年代以前はカルメネールが広く栽培されていたが、より栽培しやすいメルロへ植え替えられていった。カルメネールは花ぶるいを起こしやすく収穫量が低い上に、晩熟のため完熟が難しい品種だった為。 そもそも、父グザビエがブレンドの幅を広げたいと考えて複数品種を2000年から植樹し始めた。中でもカルメネールの出来に注目し、カルメネールの再生事業に乗り出した。サンテミリオンの苗木屋とともに、ボルドーの気候に合ったクローン選抜を行なったのだ。エレガントで、きちんと成熟する苗木を選び、さらに剪定の工夫をしたり、除葉して風通しをよくするなど栽培技術も改良した。 そして、2008年からこのカルメネール100%の「キュヴェ・カルメネール」を造り始めた。製品のラインナップを広げることだけでなく、温暖化で問題になっているアルコール度数の上昇に歯止めをかけるのにも貢献している。 それでも「毎年できが良いわけではありません。2017年は、凍結してしまったから造れなかった」という。これまでの最高傑作は「2008年にもとても良い思い出がありますが、個人的に気に入っているヴィンテージは2016年です」。 ところで、カルメネールに最も合うのはどのような土壌なのだろうか? 「カルムネールは温かい土壌に向いています。南斜面で、粘土質で小石混じり、粘土石灰質土壌です」。 山椒のような綺麗な香りが印象的だったと伝えると、とても喜んでいた。 「まさに適切なご意見で、スパイスの香りを感じます。香りが炸裂するとでも言うべきワインで、このワインを飲みながら旅をした気分になります。多彩なアロマパレットと飲み心地の良さを楽しんでいただきたい。ボルドーの力強さではなく、しなやかさ。ストラクチャーが余韻を長くするのではなく、アロマが後味の余韻を長くします」。 2014年のシャトー・ルクーニュ キュヴェ・カルメネールは、山椒のようなスパイシーさと赤い果実の上品な香り。しなやかなアタックと柔らかなテクスチャーで、スパイシーだが青さはない。酸もタンニンも程よくバランスして素直。熟成に樽も用いておらず、アルコール度数12%という点も親しみやすさに繋がっている。

    シャトー・ルクーニュ カルメネール(2014)