1834年、風間懐慧により酒造業を創業。以来、長きに渡って風間一族によって醸造業が営まれる。1986年、百数十年の歴史を重ねた風格ある建物を改築し、甲斐ワイナリー株式会社が設立される。清酒造りを続けながらワインを製造する兼業だったが、先代よりワイン専業となった。現オーナーである第16代目の風間総一郎により、使用ブドウも、農家からの仕入れから、自社畑で収穫する甲州やメルローなどに軸が移された。創業以来の伝統と技術に新風を吹き込みつつ、日本人の繊細な味覚と食文化に合う上質なワイン造りを目指している。