Clau de Nell Chenin Blanc写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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LLLLL

REVIEWS

ワインClau de Nell Chenin Blanc(2018)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-03-18
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯5,000円 ~ 6,999円
価格
インポーターラック

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、黄金色がかった、やや濃いイエロー。粘性はやや強く、ディスクも厚い。成熟度が高くも軽快な外観の印象。 香りの第一印象は、控えめで複雑。特徴として、柑橘系、リンゴ、バナナ、アカシア、アニス、アーモンド、鉱物、花の蜜、白胡椒、乳製品等。酸化熟成の段階にあるが、第一アロマが強い。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。なめらかな酸味と、穏やかな苦味。ジューシーでありながらもドライなバランス。アルコール感はやや強く、余韻はやや長い。 成熟度が高く、豊かなワイン。提供温度は11〜14度、グラスは大ぶり。 ワイン業界での自然派の繋がりは強いといつも思う。元はネゴスで統一感の強いラベルだったらしい。厚手のキャップシールを剥くと、しっかりと押し込められて固くなっていそうなコルク。スピネッタのリディアと同じで、安手のソムリエナイフでは心配になるタイプ。 やや濃いとつけたが、しっかりとした透明感はやや淡いような印象も与える。 香りのボリュームは、グラスの液体の上に香りの層が注がれたような印象。スワリングする前のリンゴは、メイラードを起こしたような香り。バナナとアカシアは、果実の熟度を高めてくれるような、ほんの僅かな程度。先のリンゴとナッツ感から熟成したイメージが湧くものの、スワリングすると、リンゴはフレッシュに戻り、蜜と尖って薄い鉱石、お菓子的な乳製品で一気に若々しく戻る印象。 口にした瞬間は、スワリングする前の味わいが広がり、スムーズに流れていく触感ですぐに飲み込みたくなる。が、しかし、舌の上でまとまる様な食感へと移行し、果実のフレッシュな甘やかさがじわじわと沸き立ってくる。それでいて喉に感じるアルコール感と、ほのかなゼストの苦味で飲み口自体はドライに感じる。ISOでこの味わいなので、しっかりとしたグラスで楽しむと、また印象がガラリと変わる気がする。 室内で嗜むなら晴れでなくとも、昼ならば休日で、夜遅くなら明日に仕事がない日。小さなテーブルを囲む人数まで。 熟成した柔らかいシェーブル、タルト・タタン、鶏皮の塩。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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