Clau de Nell Chenin Blanc
クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン

2.72

7件

Clau de Nell Chenin Blanc(クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • 青リンゴ
  • 蜂蜜
  • 白い花
  • 鉄
  • レモン
  • 赤リンゴ
  • 洋梨
  • アンズ

基本情報

ワイン名Clau de Nell Chenin Blanc
生産地France > Val de Loire
生産者
品種Chenin Blanc (シュナン・ブラン)
スタイルWhite Wine

口コミ7

  • 3.0

    2023/03/18

    (2018)

    価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)

    澄んだ輝きのある、黄金色がかった、やや濃いイエロー。粘性はやや強く、ディスクも厚い。成熟度が高くも軽快な外観の印象。 香りの第一印象は、控えめで複雑。特徴として、柑橘系、リンゴ、バナナ、アカシア、アニス、アーモンド、鉱物、花の蜜、白胡椒、乳製品等。酸化熟成の段階にあるが、第一アロマが強い。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。なめらかな酸味と、穏やかな苦味。ジューシーでありながらもドライなバランス。アルコール感はやや強く、余韻はやや長い。 成熟度が高く、豊かなワイン。提供温度は11〜14度、グラスは大ぶり。 ワイン業界での自然派の繋がりは強いといつも思う。元はネゴスで統一感の強いラベルだったらしい。厚手のキャップシールを剥くと、しっかりと押し込められて固くなっていそうなコルク。スピネッタのリディアと同じで、安手のソムリエナイフでは心配になるタイプ。 やや濃いとつけたが、しっかりとした透明感はやや淡いような印象も与える。 香りのボリュームは、グラスの液体の上に香りの層が注がれたような印象。スワリングする前のリンゴは、メイラードを起こしたような香り。バナナとアカシアは、果実の熟度を高めてくれるような、ほんの僅かな程度。先のリンゴとナッツ感から熟成したイメージが湧くものの、スワリングすると、リンゴはフレッシュに戻り、蜜と尖って薄い鉱石、お菓子的な乳製品で一気に若々しく戻る印象。 口にした瞬間は、スワリングする前の味わいが広がり、スムーズに流れていく触感ですぐに飲み込みたくなる。が、しかし、舌の上でまとまる様な食感へと移行し、果実のフレッシュな甘やかさがじわじわと沸き立ってくる。それでいて喉に感じるアルコール感と、ほのかなゼストの苦味で飲み口自体はドライに感じる。ISOでこの味わいなので、しっかりとしたグラスで楽しむと、また印象がガラリと変わる気がする。 室内で嗜むなら晴れでなくとも、昼ならば休日で、夜遅くなら明日に仕事がない日。小さなテーブルを囲む人数まで。 熟成した柔らかいシェーブル、タルト・タタン、鶏皮の塩。

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2018)
  • 2.5

    2022/03/30

    (2018)

    予想以上にドライ!

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2018)
  • 2.5

    2022/02/22

    (2015)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    2015 クロー・ド・ネル IGP デュ・ヴァル・ド・ロワール シュナン・ブラン ロワール/フランス 月曜日のワイン。 ダンシング・フレイムのシャルドネを使って仕上げたパスタに合わせたのは、シャルドネではなく、ロワールのシュナン・ブラン。 ドメーヌの所在地はアンジューですがAOP(原産地呼称保護)ワインではなく、一段統制の緩いIGP(地理的表示保護)カテゴリーのワインです。 格付け的には「地酒」にあたるワインですが、背景がなかなか凄いんですよ。 先ずドメーヌそのものは2000年代前半の起業になりますが、天候などに恵まれず、収穫ゼロの年などもあり、すぐに経営破綻してしまいます。 2008年に、ドメーヌ・ルフレーヴの当主だった故アンヌ・クロード・ルフレーヴが買い取り、ブルゴーニュでの経験やノウハウを活かしながら再生させることになります。 この2015年のシュナン・ブランは、2012年に新たに取得した畑に植樹した若樹によるファースト・ヴィンテージのワインです。 2015年は、ドメーヌ再生の象徴的な年であり、シュナン・ブランのエチケットには「復活」のシンボルである不死鳥(ホント?)が描かれたそうです。 しかし同年は、アンヌ・クロードさんが亡くなった年でもあり、「死」と「再生」が交差した、シンボリックでメモリアルなヴィンテージとなりました。 そんな2015年のワインが、2022年の東京の酒屋さんに並んでいるというのも、何とも凄い状況です。 見た瞬間、反射的に瓶を手に取り、レジへ直行しました(笑) さて、バックグランドはここまで。ワインそのものの話に入りましょう! 全長50ミリのDIAM10の合成コルクを抜き、ワインをグラスへ注ぎます。 バックラベルに「Biodynamique Wine (バイオダイナミック・ワイン)」と英語で記されているように、実は自然派バリバリのワインですね。 グラスは、ラディコングラスを選択しました。 外観は、深みのあるライトゴールド。輝度、透明度ともに高く、蜂蜜の色のような柔らかさを感じる見た目です。 香りは、黄色い林檎や洋梨、花梨などジューシーな黄果実、未熟な桃にある青っぽさ、石灰系の硬いミネラル、白い花、蜂蜜、微かにヴァニラ、仄かに白トリュフ。 全体に弱めで香りの圧は低く微音的ですが、びっくりするような素材の良さを感じます。 口に含むと、キリッとした酸が立ち、やや緩めの果実味とのコントラストが面白いですね。 ミネラルも豊富で、主張の強い酸と良いコンビネーション。 相互補完的、且つ、相乗効果的な組み合わせのように感じます。 雑味はまったく感じられず、非常ピュアで結晶的な硬さと味わいを持ったワインだと思いました。 素晴らしい酸が支配する余韻はおそろしく長く、キュウっと口の中を収斂させたまま、ミネラルの波状攻撃を受け続けているような気分になります。 いや、マジ終わらんよコレ⁉︎ この秀逸なシュナン・ブランに合わせて、シューベルトのピアノソナタ第21番を聴きたくなりました。 候補は3つ。 アルフレッド・ブレンデルの1988年の録音(PHILIPS)、次に1985年に録音されたヴァレリー・アファナシエフのライブ盤(ECM)、そしてシューベルトの生誕200周年である1997年録音の内田光子(PHILIPS)。 いずれも歴史的名盤と言いたい演奏ですが、死と再生をペアリングのテーマと考えた時に、再生の色合いがいちばん濃いように思われた内田盤『シューベルト : ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調、3つの小品(即興曲)D.946』を聴くことにしました。 素晴らしい。こんなに凄い演奏だったのか? 特に弱音や微音のニュアンスの効かせ方に、このワインの「純粋さ」にも通じる哲学を感じ、心を打たれました。 酸でコーティングされた果実味が、どんどん解されていくワインの味わいの進行と、曲の質感や変化のプロセスが見事に同調していて、ワインと音楽のハーモニーに言葉が出なくなります…。 この曲はシューベルトの、いわゆる「白鳥の歌」と言えるものですが、白鳥が死んでも歌は残り、その美しさを愛する者によって、時を超えて歌い継がれます。 死を超越した不死鳥をシンボルに戴いたワインを飲みながら聴くのに、これほど相応しい曲もないでしょうし、この曲を聴きながら飲むものとして、これ以上に調和するワインも考えられません。 奇跡のように完璧な組み合わせ…ブラヴォー!

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2015)
  • 2.5

    2021/07/28

    (2017)

    樽熟成12ヶ月とのことでバタートーストがいる。 最後のシュッとした酸味がいい。

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2017)
  • 3.5

    2020/01/27

    (2015)

    価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)

    ルフレーヴのアンヌ・クロードの遺品を今日は飲みます(^_^)bと言っても例の流用ネゴスではなくロワールのIGPシュナン・ブランです(笑) クロー・ド・ネル IGPデュ・ヴァル・ドゥ・ロワール シュナン・ブラン2015 クロー・ド・ネルは2000年代にブルゴーニュ出身のネリーとクロードのピシャール夫妻がロワール地方アンジューに起こしたドメーヌです。 経営に行きづまりあのドメーヌ・ルフレーヴの前当主故アンヌ・クロード・ルフレーヴ女史が2008年にこのドメーヌを買い取り救済したとのこと。 ドメーヌは買収後シュナン・ブランを植え変えたりしてついにIGPながらも2015年初リリース。 そして同年4月に巨星アンヌ・クロード・ルフレーヴ落つ。 同年にリリースされたクロー・ド・ネルのシュナン・ブランのラベルにはしっかりと刻まれたアンヌ・クロードの文字があります。 IGPは「地理的表示保護ワイン」でAOCより広くIGPヴァル・ドゥ・ロワールでロワール地域全体でのワイン的な格付です。 つややかなイエロー 粘性はグラスをややつたう程度 スッキリとした青リンゴにアニスのニュアンスの果実味 やや強い酸味ですがトゲトゲしくはなく 強い果実味をジュースっぽくなくするのに貢献しています。 しかしヴィオニエ程の独特な香水系の果実味ブーケもなくアリゴテ程の強靭な酸味もなくなによりやや緩いミネラルで特徴を掴みにくい品種ですねシュナン・ブラン(>_<) グビグビと飲むまでのジュース感やシャバい感じはなくそれなりに頑張っている白です故アンヌ・クロード女史に敬意を表して星3・5(甘い?) なんとかアンヌ・クロード氏の名を汚さない造りでしょうか まだ初リリース長い目で見ていきたい造り手ですね(^o^) 新居で晩餐合わせたのは又蟹蟹 タグ付松葉2杯王子(もうすぐ6才)2週続けて狂喜乱舞(笑) やっぱり尿酸値が気になる白猫です(>_<)

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2015)
  • 2.5

    2021/06/09

    (2017)

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2017)
  • 2.5

    2019/12/08

    (2016)

    クロー・ド・ ネル シュナン・ブラン(2016)