Radacini Fiori Viorica写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインRadacini Fiori Viorica(2021)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-10-19
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯1,500円 ~ 1,999円
価格
インポーターアグリ株式会社

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性はやや強く、ディスクも厚い。若々しく軽快な外観の印象。 香りの第一印象は、開いていて華やか。特徴として、柑橘類、青リンゴ、リンゴ、白桃、アカシア、アニス、花の蜜、白胡椒、コリアンダー等。若々しく第一アロマが強い。 アタックはやや軽く、甘みはソフト。なめらかな酸味と穏やかな苦味、まろやかでスムースなバランス。アルコール感はやや強く、余韻はやや短い。 シンプル、フレッシュ感を楽しむワイン。提供温度は8〜10度、グラスは中庸。 1998年創業ではあるものの、約1000haの自社畑を持ち26ヶ国へ輸出を行うワイナリー。つい最近できたような感覚にもなるが、モルドバ自体がソ連による地元品種の栽培禁止やソ連向けのバルクワインの生産、加えて1985年に禁酒政策で14万haのブドウ畑が消し飛んでおり、独立自体が1994年なので土台があったとしてもかなり積極的に事業へと力を入れ独立後も国として消費の約半数を依存していたロシアからの輸入停止という流れの中を生き残っている。 モルドバワインの様々な変化や発展の長い歴史から根っこの意味を持つワイナリー名を採用。ほぼ全量手摘みとあるが想像するだけでも気が遠くなる。特徴的なエチケットはワインと同様に名産である絨毯を再現したものであり、興奮やときめきを意味するフィオーリという名の土着品種から造られるラインナップ。ハイクラスのリザーブシリーズはこのご時世にわざわざヘヴィボトルであることを売り文句に使っておりとても好感が持てる。 ヴィオリカは1969年にモルドバで誕生し1990年に登録されたセイベルとアレアティコの交配種。モルドバの厳しい気候に耐えうるよう生み出された品種で、しっかり者のモルドバ女性をイメージし、実際モルドバ女性に多い名前からとられている。 バッジ使わせてもらってるのでとりあえず宣伝 https://www.ywc.co.jp/entry/index.php 酸化防止剤にビタミンCと安定剤(CMC-na) キャップシールにスパークリングのような開封用のつまみがついており、とても開けやすい。 非常にクリアで輝きがあり、いかにもフレッシュな白ワインといった色合い。 抜栓したコルクからしっかりとした柑橘やリンゴ系の香りが放たれ、サービスすると北方系は適度な完熟、南方系はフレッシュな熟度の程度にまとまる。少し時間が立ってくると、オリエンタルなスパイスに乾いてパウダリーな印象も出てくる。 口に含むと少しまったりとした印象があるものの、染み込むようにサラリと喉奥へと消えていく。香り連想する甘さはなく、少し若く青みのあるみかんを食べているような酸味。冷えていると柑橘系の風味がより強く出ており、時間経過で先のスパイスがグラスを傾けたときに出てくるのでもう少しドライな印象になる。インポーターにはやや辛口とあるので残糖がわりかしあるのかもしれないが、それを感じさせない程度にドライである。 ブラインドで混ぜ込んだら面白いワイン。ワインを飲み慣れた方の日常用でいつものと違う提案をするワイン。 大きなテーブルを囲む人数まで、天候を問わず時間も問わないが日中であればなおさら。 焼き鳥(塩系もしくはぼんじり)、想われ栗、マイルドベイク(抹茶)

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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