液体が染みたコルクからは紫蘇ぽさや高級な梅の様なイメージ。 年数的に観察して観ればそれなりに澱が有ったのでセラーで澱落としからデキャンタージュしてみれば途端に辺りに放たれる苺ジャムの香り。 光の反射具合では僅かにオレンジ色を感じる色味は輝きが有る。 サラリとした甘味、マイルドさがありながらもじっくりと感じるタンニンは舌へ時間を経て浸透してゆく、全体を繋ぎまとめる酸味は優しく飲み干した後もそのイメージで、縦方向は薄く広がるそれはベールの様な蜜の旨味、ローズ系の花、僅かなイースト、ベリー感やぽさ、藁灰的な炭化香、ミルクに似た乳香、コルクや木質、栗でも無いが何かな？花粉ぽさ、インクぽさや新聞、タンニンの奥にスパイス的な浸透感など。 味わい深く心を奪われ気付けば各味の評価はちょっと垂れ始めた頃の物なり、、、(⌒-⌒; ) 料理は、新玉ねぎと春キャベツとキノコなどの春パスタ、小樽のレストランmuraさんのタコのガーリックマリネなど。

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