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ヴェンキアレッツァの奥様から「無濾過を売りにしているオリーブオイルもありますが、不純物が含まれていて劣化・酸化を早める」という趣旨のお話もありました。 そう言えば、以前ヴァレンティーニのオリーブオイルを購入したのですが、使っていて最後の方は澱みたいなものが沈殿していたのでヴァレンティーニは無濾過なのかしら? ChatGPTに訊いてみます。 おお、すごく良いポイントに触れられましたね!(と必ず褒めてくれるChat君(笑)) 奥様のお話はとても本質的で、オリーブオイルの世界では 「無濾過=ナチュラルで良いもの」というイメージが先行しがち ですが、必ずしもそうではありません。 無濾過オリーブオイルとは? 搾ったままのオイルには オリーブの微細な果肉・水分・繊維 が含まれています。 これを濾過せずに瓶詰めしたものが「無濾過」。 新鮮なうちはフルーティで力強く感じることも多いですが… 沈殿物が酸化や劣化の原因になりやすい 保存期間が短くなる 濾過済みとの違い 濾過あり → 澄んでいて安定、保存性が高い。香りの純度がはっきり出る。 無濾過 → フレッシュさや厚みが魅力だが、長期保存には向かない。 つまり、ワインの「無清澄・無濾過」に似ていますね。 自然さを売りにできるけれど、リスクもある。 ヴァレンティーニのオリーブオイルについて ヴァレンティーニ(アブルッツォの名門ワイナリー)のオイルは、調べる限り 無濾過で瓶詰めされている年が多いようです。 そのため、最後に澱(オリーブ果肉の微細な固形分) が沈むのは自然なこと。 ただし、それ自体は「悪い」わけではなく、鮮度があるうちに楽しむべきスタイル。 奥様の言葉のニュアンス 「無濾過=必ずしも高品質ではなく、むしろ劣化リスクになる」という警鐘。 一方で、有名生産者(ヴァレンティーニなど)は、あえて“飲み頃が若いうちの力強さ”を表現するために無濾過を選んでいる場合があります。 ですので、 ヴェンキアレッツァ → 長く安定して楽しめるよう「濾過済み」を良しとする哲学。 ヴァレンティーニ → ワインと同じく「ナチュラルな揺らぎ」も含めて表現したい哲学。 どちらも間違いではなく、スタイルの違いですね。 もしご興味があれば、次にオイルを買う時は「早めに使い切る無濾過」と「安定して長持ちする濾過済み」を両方試してみると面白いと思います。
chambertin89
【今日は試飲会&チーズ試食会】6 本日最後の赤ワイン ヴェンキアレッツァ ヴィーニャ・デル・テンポ・レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ2023 こちらも時間の畑シリーズですが、多分レフォスコ系は初めての品種。 色んな亜種があるようです。 時間の畑シリーズとなる前のレフォスコと別々にするなら初紐ですが、多分生産者が後付けしたキュベ名なので、同じに分類されてしまうかな? 前のポストに比べるととても濃い色合いの紫がかったルビーですが、単独て見ると少し透明感もある色合い。 黒系果実の香味でタンニンはしっかりしていて、酸味もそれなりに感じてバランスが良い印象。 スキオペッティーノもバランス良く、飲みやすく感じましたが、飲み比べると1年ヴィンテージが違うこともあり、スキオペッティーノはまだフレッシュな果実の美味しさで、レフォスコの方がこなれてきていて、完成度はより高く感じられました。 ということで、これも1本注文。 最後の方でヴェンキアレッツァが生産するオリーブオイルも試食しました。 濃密なオリーブオイルで、お手頃なものと比べると辛味、苦味、青さの癖が強く感じられましたが、パンにつけるととても美味しい!(^q^) ワインよりも高いオリーブオイルなので迷いましたが、こちらも1本注文。 セラーに入るかしら?(笑) 【ChatGPT情報】 レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソはフリウリを代表する土着の赤ワイン用品種で、ヴェンキアレッツァも大切に造っている銘柄のひとつです。 レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソの特徴 品種について 「レフォスコ」系統の中で最も評価が高い品種。 名前の「ペドゥンコロ・ロッソ」は「赤い果梗(果房の茎の部分)」の意味。熟すと果梗が赤くなることから区別されます。 古くからフリウリやヴェネトで栽培されてきた伝統品種。 ワインの特徴 色:濃く深い紫がかったルビー色。 香り:ワイルドベリー、森の果実、プラム、スパイス。 味わい:果実味豊かでありながら、タンニンもしっかり。酸もあるのでフレッシュ感が残り、余韻も長い。 時間を置くとスパイスやハーブのニュアンスも出やすい。 醸造・熟成(生産者の資料に基づく) 自然な発酵を尊重し、温度管理を行わずに発酵 → その後木樽で熟成。 果実味とスパイシーさが調和した「野性味+エレガントさ」のバランスを目指しているスタイル。 ペアリング サラミや熟成チーズ(特にセミハード~ハード系) 野鳥やジビエ料理 ローストした肉料理(特に牛・羊) ハーブやスパイスを効かせた料理に合いやすい スキオペッティーノとの違い 同じフリウリの赤土着品種でも表情が違います? スキオペッティーノ → 軽やか、赤果実、黒胡椒スパイス、ピノ的な繊細さ レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ → より濃厚、黒系果実、酸もあり、骨格がしっかりしています。 並べて飲むと「フリウリ赤ワインの2つの顔」が体感できます。
chambertin89