Dujac Fils & Père Gevrey Chambertin写真(ワイン) by chambertin89

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REVIEWS

ワインDujac Fils & Père Gevrey Chambertin(2021)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2025-10-26
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

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    chambertin89

    【今夜は月例じゃないワイン会】7 VINICAに投稿する最後のワイン会の最後のワインはこちら デュジャック・フィス・エ・ペール ジュヴレ・シャンベルタン2021 ジャック・セイスの息子ジェレミーが2000年から開始したネゴシアン。 ペール・エ・フィス(父と子)という会社名は多いですが、フィス・エ・ペール(子と父)というのは珍しいとのこと。 ジャック・セイスは1997ヴィンテージで引退とも言われたので、ジェレミーが中心で行っているということなのでしょう。 当日のリストでは2022となっていますが、「在庫を確認したら2021しかなかった」とのことで2021をいただきました。 ポンソのブルゴーニュ・ルージュよりは明らかに濃く、透明感も低いですが、近年のブルゴーニュとしては比較的薄めな色調のルビーレッド。 ベリーの香味はまだ少し硬めで、時間をおくと次第にほぐれていくような印象でした。 比較的クラシカルなヴィンテージのように思いましたが、霜害で収穫量が激減したヴィンテージでしたし、気候も暑いヴィンテージが多い近年の中では比較的夏が涼しく、日照も穏やかで結果として結果として、ブドウの糖度は控えめ、酸は高め、タンニンも繊細な1980〜90年代頃のブルゴーニュを彷彿させるクラシカルなヴィンテージとのこと。 2022だったら真逆なワインだったようです。 今はまだ硬めですが、数年寝かせたらもっともっと良くなりそうな気がしました(^_^) これにてVINICAに投稿するワイン会は終了。 もう2本投稿してVINICA最後の時を迎える予定です。 【ChatGPT情報】 設立の経緯は上記の通りなので省略します。 ネゴシアンでありながら、「ドメーヌの思想・仕事を尊重しつつ」良質なブドウを仕入れ、同様のケアを払いながらボトリング。 ブドウは主にコート・ド・ニュイ地区の村名レベル(今回のジュヴレ・シャンベルタン含む)で仕入れ。 一方で、母体のドメーヌは1968年設立、2011年には有機農業認証を取得、ビオ・ビオディナミ的な取り組みも行っている。 このような背景から、ネゴシアンとはいえ「単なる仕入れワイン」ではなく、品質・スタイルにかなりこだわったライン扱いと捉えられています。 ワインの概要 醸造/熟成:仕入れた葡萄を用い、比較的丁寧な仕立て。 生産者のワイン紹介では、ステンレスタンク発酵、自生酵母使用、フレンチオーク(1年・2年・3年樽)熟成14〜15ヶ月という記載あり。 2021年ヴィンテージ:該ワインに関して試飲コメントがあり、「若木〜村名レベル」として、以下のように評価されています。  “Quite reduced, it had a nice feeling on the palate, but the nose is not really clear… (Drink from 2028) – Good (87p)” つまり、2021年の条件(天候・生産性など)を反映し、純度・明快さ・伸びという点ではいささか控えめとの印象が出ています。 2021年のブルゴーニュ 2021年は気候的に困難な年と言われています。生育期に霜・雹・雨などが影響を与えた畑も多く、特にコート・ド・ニュイ北部あたりでは傷み・収量減・病害管理が難しかったという報告があります。例として、Dujac社自身「2021年は難しい年だった」とコメントしています。 その影響として、ワイン全体に「控えめな収量」「濃縮よりもむしろ慎重な熟度」「尚且つ還元的・閉じている状態」が時々見られるとの見方があります。 よって、この2021年ヴィンテージにおけるこのワインは「村名レベルとして期待されたビヴィッドさ・明快なミネラル・収斂性」という点ではやや控えめかもしれませんが、「育て甲斐」「将来的に開くポテンシャル」は残されていると評価できます。 味わい/ポテンシャル 試飲時点(10/11/2022)でのコメント:鼻はあまりクリアではなく、還元っぽさ・閉じた印象があったが、口当たりには好印象。「Drink from 2028」とされていることから、まだ若いうちで、5〜7年寝かせてから本領を期待というスタンス。 2021年という年ゆえ、早めに開けると少し閉じた印象・硬めの構成のまま飲む可能性があるため、少なくとも5〜8年は寝かせ、その後中期(8〜15年)で楽しむのが良いかと思います。

    chambertin89

    ラストはデュジャック、これは奥様に睨まれてでも参加したい素晴らしいセレクトのワイン会ですね^^

    Eiki

    chambertin89
    chambertin89

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