今年最後のブラインド・ワイン会。 次はルージュ3本のブラインドで、先ずはジョゼッペ・リナルディ・バローロ・ブルナーテ2012年を頂きました。 伝統的な造り手で、生産量も少なく入手困難なジョゼッペ・リナルィの単一ブルナーテになります。 リムがオレンジ掛かった綺麗なルビー色。 落ち着いたベリー系果実にタバコやスパイス、アジアン・スパイスやドライ・ローズなどが美しく香ります。もうこれはファースト・ノーズで素晴らしいネッビオーロだと感じるアロマでした。 綺麗に熟成したスムースなボディ感の果実味で、とてもフラワリー。細かなタンニンが散りばめられ、エンドに少しビターなミネラル感を感じます。余韻はとても長く流れ、タールや薬草、スパイスがとても心地よく香りました。 ゆっくりとワインだけでも楽しめる素晴らしいリベルディのブルナーテ、とても美味しく頂くことができました。

Marcassin