ワイン | Vincent Dauvissat Chablis 1er Cru Vaillons(2012) | ||||||||||||||||||||
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ドーヴィサ ヴァイヨンの2012、美味しく、でも謎かけも投げかけられながらいただかれたようで、羨ましい限りです! 最近思うのですが、美味しいだけじゃなくて、んんっ?と引っかかるというか考えさせられるワインって、楽しくて好きです。 バックヴィンテージはなかなか入手困難ですが、機会があればいただいてみます。
hintmint3
hintmintさん 東京にお住いでしたら目白に行けば、この2本入手可能だと思います。楽しみ方を自分なりに考えれば、いろいろ可能性はあると思いますよ!
iri2618 STOP WARS
2012 ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ 1erクリュ ヴァイヨン ブルゴーニュ/フランス 2012年1級シャブリ水平・その1 日曜日に抜栓したワインです。 わが家に、たまたま2012のシャブリ1erクリュが2本あったので、面白半分に同時飲みしてみました。 もはや説明不要なシャブリの大物、ヴァンサン・ドーヴィサのヴァイヨンです。 2012年の気候は、4月の霜や6、7月の多雨など作り手の手腕が試される年だったと、あらゆる資料に記されています。 ただ、8〜9月の暑く乾燥した天候によって、非常に低い収量となったもののぶどうは良く熟し、最終的には、凝縮感がありながらフレッシュさも残した素晴らしいワインに仕上がったとのことです。 2012のシャブリを、ドーヴィサも含め、何本かいただいていますが、いずれも長熟型でありながら、いま飲んで美味しい、素晴らしい出来栄えのワインでした。 セラン川の左岸にある1級畑ヴァイヨンは、たおやかで正統派の優美なシャルドネを生み出す畑といわれているそうですが、このドーヴィサのヴァイヨンはいかがでしょうか? 外観は、淡いのに深みを感じる、ノーマルなストローイエロー。 香りは、非常にさっぱりしたライムやレモンのような柑橘系、白い花、チョーク、微かにヴァニラ。 要素は実にミニマルですが、いずれの要素も変化の種を胚胎した、深みと奥行きを感じる香り 口に含むと、まだ全然準備できてないよ(苦笑) と、はにかんだような表情が思い浮かぶ、つるんとした味わい。 果実味や酸は、現時点でも柔らかくエレガントで、そこそこ十分なのですが、本来あるべき姿の影を見ているような…視先が手元のワインではなく、自然と遥か未来に向いてしまうような印象。 香りも味わいも、全体を楽しむ感じではなく、ほんの一部だけにアクセスできたような「隔靴掻痒」感が募ります。 いま飲んで、とても美味しいです。ただ、あと3〜4年は待つべきだったかもしれません(>_<) このワインを飲み終えたのは、抜栓から3日目でしたが、空になった瓶から熟した白桃のような甘い香りが湧き出しています∑(゚Д゚) よくあることですが、あと1〜2時間待っていれば良かったのかもしれません(苦笑) ちなみに、ヴァイヨンという畑名の由来を調べると、ブルゴーニュワイン委員会の運営するシャブリの公式HP(www.chablis.jp)に以下のような記述がありました。 〈1429年に「Valion」と表記されていたこの名前は、小さな谷を意味するVallonが変形して「Vaillon」となったもので、かつては「Valson 」と呼んでいた。すなわち、「ヴァイヨン/Vaillons」は、ラテン語で「2つの標高の高い場所の間に広がる場所」を意味するVallisまたはVallesに由来している。〉
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