ワインから遠ざかっていた私、パーカーさん好みのは寝かせて飲みたい派なので、華やかで滑らかな古酒好きな私に合う面白い赤、ってことでエノテカの可愛いスタッフさんが勧めてくれました。 マルベック単一、スワロフスキー社のアルゼンチンのワイナリーだとか。 マルベックのワイン、アルゼンチン、飲んだことないですが、スワロフスキー社のシャンデリアなら我が家にも小振りなのがあります。あんな風に華やかでピュアな感じがあるのかしら。 開けてみると、 色は透明感のない沈んだ暗い赤紫色で雰囲気かなり重そうな見た目。 明るいテラスでのブランチに出してしまって、これは合わないかな、、、、 ベリー系よりもう少し甘い凝縮感があるジャムっぽい香り。 軽く回するとすぐにスミレの花のような華やかな香りになってなかなかに素直でエレガントなのでは。 蔓延るばかりでなかなか咲かないスミレのプランターを眺めて複雑な気持を抑えつつ飲み進めると、、、 味わいは、えっ？と二度見するほどスムースできめ細かいタンニン。 早飲み出来て秋風のテラスにも合う軽やかさがあります。 柔らかだけどしっかりした酸が見た目より赤い果実の風味です。 ギャップ萌えっていう表現が合います。 クリーミーな感じもだんだんと出てきて、母性本能をくすぐられるワインです。 イベリコ豚のパテに白葡萄のレーズンと胡桃をのせたクラッカーと頂きましたが、鴨肉、ローストビーフ、チェリーやブルーベリーのパイなんかにも合いそう。 スタッフさんに御礼言わなくちゃ。

Kayoko Suzuki2