Robert Mondavi Private Selection Merlot Rum Barrel Aged写真(ワイン) by HighField07

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LL

REVIEWS

ワインRobert Mondavi Private Selection Merlot Rum Barrel Aged(2018)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2021-09-14
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    HighField07

    注ぎ口には若干ブラッドオレンジを思わせる色が見える、黒みの濃い深い赤紫。 ワインの脚の輪郭ははっきりと、垂れる時は線にならず全面がゆっくりと垂れ下がる感じは流石度数高めの14.5%。 香りは落ち着きのある、固めとも言える程度には弱めで広がる訳ではないが、重たさのあるスモーキーでパワフルな印象。 完熟したブラックベリーやプラム、蜜を感じる香りやスミレのような花の香り。スッとする僅かな酸味の香りには柑橘の香りも感じられる。 アタックは軽めに思えるまろやかな口当たり。特徴的なのは、冷やした訳ではないのに飲み口に冷涼さを感じる点。口の熱を奪われるような感じは初めて。 ジューシーな林檎品種のつがるのような赤い果実に似た仄かな甘味。 濃いめの赤ワインによく感じる胡椒系の刺激は感じられないのが意外。 主体的な渋味やタンニン感は、とてもキメ細かく繊細、ビロードより一段上のシルク感と言って良いと思う。渋味の余韻は長く、舌にじんわりと残る。 ラムかと言うと判別出来ないが、確かに渋味の中にスモーキーな樽香と、焦げ感のあるじんわりした心地良い苦味がある。苦味にはエグみは全く無いので、柔らかな苦味という印象。 酸味はあまり感じられず、口を引き締めるタンニン感に混ざり、さっと舌を撫でる程度の存在感。まろみのある穏やかな乳酸的な酸。 アルコール特徴は前述通り14.5%と高めだが、全くアルコールのツンとした刺激は感じられず、火照るような熱もなく、身体の奥からじんわりと暖められるような感じで、アルコール感もとても心地良いもの。 全体的に丸く穏やかだが、繊細な渋味がこのワインの輪郭を浮かび上がらせている、という印象を受けた。 飲み応えとしては、アルコール感も渋味も丸みを帯びており、コク自体はあまり無いのでフル寄りのミディアムといった感。香りは弱めながらもパワーがあり、飲み口はさっぱりとしているので、気付いたら飲み干してしまっているような、ある意味一番性質の悪い(褒め言葉)ワイン。

    HighField07

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