Ch. Gigault Cuvée Viva写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインCh. Gigault Cuvée Viva(2012)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2022-02-15
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所池袋・西武
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーター国分

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2012 シャトー・ジゴー キュヴェ・ヴィーヴァ ブライ・コート・ド・ボルドー ボルドー/フランス 火曜〜水曜日のワイン。 月曜日のカントメルルに続いて、今度は右岸のメルロー100%のボルドーです。 2012年のシャトー・ジゴー、キュヴェ・ヴィーヴァ。 ボルドー右岸のブライ・コート・ド・ボルドーにあるシャトー・ジゴーのスペシャル・キュヴェです。 2012年は、全体的に雨が多かったヴィンテージで、ボルドーの中では、早熟なメルロー中心の右岸はまずまずの出来、晩熟タイプのカベルネ系が中心の左岸にとっては厳しい年だったようです。 ブライが含まれるコート・ド・ボルドーは、ジロンド河を挟んでメドックの対岸に当たる辺りで、ポムロール・サンテミリオン地域からの延長となる粘土・石灰質土壌も多く、メルローに好適なエリア。 1800年代から続くこのシャトーは、1998年に現オーナーに買収され、キュヴェ・ヴィーヴァの生産も同年から始まりました。 キュヴェ名の「ヴィーヴァ」はその年に交通事故で亡くなった娘さんの名前で、彼女に捧げられたキュヴェということです。 ちなみに、その当時はプルミエ・コート・ド・ブライという、赤のみに認められたAOCを名乗っていましたが、2009年以降は新しいAOCコート・ド・ボルドーに統合され、「ブライ・コート・ド・ボルドー」という産地呼称に変更となりました。 さて、目の前のワインに戻りましょう。 ごくノーマルな、全長50mmの天然コルクを抜き、ワインをグラス(ザルト・ユニバーサル)に注ぎます。 外観は、濃度のある明るいガーネット。若々しい見た目で、エッジにも熟成のトーンは出ていません。 凝縮感はありますが色合いに透明感があり、色調にキレイなグラデーションが出ています。規則正しく立体的なラルムが現れていて粘性は高め。 プラムやブラックベリーのような熟した黒果実や、チョコレート、黒土、炭、黒いスパイス、微かにミントの香り。 口に含むと、甘さのない果実の旨み、ドライでキメの細かいタンニン、締まった酸などがバランスよく配置された、とてもまとまりのある味わいを感じます。 余韻は、比較的あっさりした印象で、キレイなタンニンが全体を上品に引き締めています。 メルロー100%というスペックから想像される、豊満さや緩さは微塵もなく、カッチリ組み上がった堅牢な正立方体を思わせる端正な佇まいを感じます。 どこか静かさを感じるボルドーには、そのものズバリな『ボルドー(BORDEAUX)』(2011年)というアルバムを合わせてみました。 ポスト・パンクの重要なロック・バンドだった、コクトー・ツインズのギタリスト、ロビン・ガスリーと、アンビエント界の巨匠ピアニスト、ハロルド・バッドのコラボ作品です。 2010年にボルドーのスタジオで録音されたので、その地の名をそのままタイトルにいただくアルバムは、官能的なのに理性的、そして癒し効果の高い、安らぎに満ちた音像の織りなす世界。 バッドの属性である、「アンビエント」や「ミニマル」が優勢のように受け取られがちな音楽性ではありますが、ガスリーというか、コクトー・ツインズを語る際の必須語彙の「ドリーム(・ポップ)」や「シューゲイザー」「ゴシック(・ロック)」といった言葉も濃厚に感じられます。 アルバムの1曲目は奇しくも「Gaze」というタイトル、名詞であれば視線・凝視、動詞なら見つめるという意味ですね。 しかし何でしょうねえ、この脇目もふらない「一所懸命」な感じ…ホントにこのワインにピッタリだなぁ。 名前だけでくっつけてみたら、中身で繋がっちゃった⁉︎ という感じです(笑) 良いですね、この組み合わせ。 改めて見直したジャケットのデザインワークや曲相には、まるで「レクイエム」のような荘厳さや静謐さも感じられ、早逝した愛娘に捧げられた特別なキュヴェと合わせるのに実に相応しい気もします。 リラックスしてワインを愉しんでいたら、意外な気づきで居住まいを正したくなるような厳粛な想いを抱くーー。 ワインと音楽の化学反応は、本当にいろいろです♪

iri2618 STOP WARS

L

メルローは早熟でカベルネは晩熟なので、雨のタイミングによって右岸左岸の出来の良し悪しに差が出るんですね!! とても勉強になりました(^^)

Yuji♪☆

L

ワインを取り巻く「物語」… 背景が見えて、美味しさ倍増ですね。

BBAUHAUSS /NO MORE WAR

L

Yuji♪☆さん コメントありがとうございます。ボルドーの作柄は、どうしても左岸のカベルネを中心に語られがちで、不作と言われていても、メルロー中心の右岸のワインが素晴らしい出来だったり、ということがありますね(笑) 探し甲斐があるヴィンテージかもしれません。

iri2618 STOP WARS

L

BBAUHAUSSさん ワインを取り巻く物語は、須く興味深いものだと思いますが、それを面白く感じるのは、やはりワインそのものが面白く興味深いものであることが大前提ですね♪

iri2618 STOP WARS

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