Terres de Velle Monthélie 1er Cru Les Duresses写真(ワイン) by ひつじ、

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LLLLL

REVIEWS

ワインTerres de Velle Monthélie 1er Cru Les Duresses(2012)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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飲んだ日2020-06-20
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価格帯7,000円 ~ 9,999円
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インポーターVin Passion

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ひつじ、

■テイスティングノート ○アロマ 熟したカシス、プルーン、すみれ ○ブーケ 草原、石灰、黒胡椒、鉄 ○味わい 「放牧された草原の風景」 熟した黒系主体の果実味、黒胡椒のスパイスやすみれの妖艶なアロマ、モンテリーらしいしっかりとしたタンニン、酒質も表現されており、今まさに飲み頃な印象。 ■テクニカル 畑:Les Duresses(0.17ha所有) 樹齢:30年 土壌:ヴォルネイの北端から伸びるオックスフォード階にある東向き斜面。粘土に石の混じる土壌だが、コート・ド・ボーヌの中でも表土の赤い複雑な土壌 栽培:ビオディナミ 醸造:除梗後、7-10日間低温浸漬後、自然酵母により、14-21 日間発酵。 毎日のルモンタージュと定期的なピジャージュ。新樽30%で16-18ヶ月間樽熟成 無清澄・無濾過で瓶詰 アルコール:13% ■ドメーヌについて ブルゴーニュに生まれ育った“生粋のブルギニヨン”、ソフィー&ファブリス・ラロンツによって、2009年オクセイ・デュレス村に創業された新生ドメーヌ 「テール・ドゥ・ヴェル」約10年間、ボーヌの「Alex & Gambal」の醸造家として働いた後、オクセイ村の投資家にその実力を見込まれ独立した。 オクセイ周辺、コート・ド・ボーヌの11アペラシオン(ムルソー、ピュリニー、シャサーニュ、モンテリー等)に、合計約5haの畑を所有する。 そのほとんどが、平均樹齢40~50年の古木であり、ピュリニー・モンラッシェは60 年、ムルソーに至っては75年を超える高樹齢。 この「私たちの宝」と呼ぶ畑では、除草剤・殺虫剤は一切使用しない自然な栽培を実践するのはもちろん、「完璧な手仕事」にこだわるアルティザン気質を発揮。 11アペラシオンに点在する5haの畑はいずれも小さいが、「自らのワイン造りの美学を体現できるちょうど良い大きさ」と言う。 伝統と継承が支配的なブルゴーニュにあって、日本人のジュンジハシモトをパートナーに選び、フランスと日本という異文化の壁を越え、創業されたこのドメーヌは、『ラ・レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス』を筆頭に、フランスのワイン誌からもすでに注目を集めているが、ファブリスは言う。「私たちは、スタードメーヌになりたいとか、有名になりたいとか、そのようなことを望んでいるわけではないのです」 共に幼い子供を抱えるファブリスとジュンジが、異文化の世界でチームを組んだように、ブルゴーニュにおけるワイン造りとは、多様性を尊重し、ワインに表現すること。モザイク状の複雑なテロワールを擁するブルゴーニュとその自然遺産を、20年後の次世代にも悠久の営みとして伝えてゆきたいと願う。 そのために二人が選んだことは、自然の摂理に則った栽培、そして畑で真摯に正しい仕事をすること。 新たなドメーヌの始まり、それは単に日仏異文化の融合ではなく、ブルゴーニュワインと未来に夢と情熱を賭けた者同士の、魂の共鳴である。 畑で働くその後ろ姿に、もはやナショナリティ(国籍)は感じさせない。彼の名は、ジュンジハシモト。 199○年、サントリーを退社後、ブルゴーニュというワインの神が宿る聖域に人生とロマンを見出し、定住することを決めた。 ファブリスとは、ワシントン出身のアメリカ人が立ち上げたドメーヌとして有名な「Alex & Gambal」で共に働いてきた、14年間に亘る同士。 いわゆる、現地日本人社会や日本関連稼業とは一線を置き、「日本人の誰か」ではなく、「JUNJI HASHIMOTO」の固有名だけで、 厳しいフランス社会のヒエラルキーの中で、自分の場所を切り拓いてきた「特別な個性」であり、才能である。 彼らはブルゴーニュの未来を考えた正しい哲学、自然とテロワールを尊重する真面目な姿勢を持った才能ある造り手だけに、近い将来、望まずとも世界で注目されるような、素晴らしいワインを生み出してゆくであろう。

ひつじ、

ひつじ、
ひつじ、

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