Crystallum Peter Max Pinot Noir写真(ワイン) by ひつじ、

Like!:9

LLLLL

REVIEWS

ワインCrystallum Peter Max Pinot Noir(2019)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーションショップ
    飲んだ日2022-10-04
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所タカムラ
    購入単位ボトル
    価格帯3,000円 ~ 4,999円
    価格
    インポーターラフィネ

    COMMENTS

    ひつじ、

    2019年ながら妙に熟れた風貌。ヴェルヴェッテイなアロマとタンニン、密度の高い果実味と塩味を伴う酸味の素晴らしいバランス。フルボディ。 ■キュヴェについて キュヴェ名に用いられている2つの名前は、ファースト・ヴィンテージのためにブドウを提供してくれた2人の栽培家「ピーター」と「マックス」のものです。 現在は違う生産者のブドウを用いていますが、当時の哲学【1 + 1 =3】以上というコンセプトはそのままで、マルチ・ヴィンヤードの良さを最大限に生かすべく大切に造られており、このキュヴェの第一歩へのオマージュが込められています。 品種:ピノ・ノワール 100% 畑:ヘメル・アン・アード地区の2つの畑、内陸の標高の高い2つの畑 発酵:涼しい時間帯に手摘み収穫。野生酵母による自然発酵。全体の30%程度を全房発酵40%する。発酵が活発な時は抽出を最小限に抑える。小さなステンレスタンクで4週間に渡るスキンコンタクト。 醸造:厳選したブルゴーニュにある1か所の樽業者から購入したフレンチオーク樽で、貯蔵セラーにて11~16か月熟成。全てのキュヴェにおいてSO2の使用は最低限且つ適正量に抑えられ、無濾過、無清澄で瓶詰。瓶詰まで可能な限り不干渉主義を貫く。 アルコール:14% ■生産者について 南アフリカ・ワインメイカーのサラブレッド、ピーター・アラン・フィンレイソン氏によって、2007年にウォーカー ベイのヘルマナス地方、へメル・アン・アード地区に設立された南アフリカ屈指の人気ワイナリーです。 現在はボット・リヴァー地区にある彼の妻の実家が経営するワイナリー『ガブリエルスクルーフ』に拠点を置いています。 国内外で常に最上級クラスの評価を受け、Tim Atkin MWの生産者格付けでは毎年1級に格付けされています。 ピーター・アラン・フィンレイソンという彼のファミリーネームでご推察の方もいらっしゃると思いますが、彼の実家はこの地域に初めてシャルドネとピノ・ノワールを植えたパイオニア的存在である、かの 『ブシャール・フィンレイソン』 で、彼はその第三世代に当たります。彼はまず実家のワイナリーでキャリアをスタートさせ、その後、彼独自の新境地を見出すべく独立し、伝統を踏まえながらもその天賦の才による革新的なアプローチを用いたワイン造りを確立。遂に2008年、初リリースを迎えました。 そのファースト・ヴィンテージは瞬く間に南アフリカ国内でひっぱりだことなり、名実ともに南アフリカを代表するワイナリーの誕生であると世界中のワイン マーケットに広く知られるようになりましたが、彼はさらに品質を上げながら徐々に生産量を増やしてきました。今では年間生産量は約3万本に達していますが、いずれのキュヴェもテロワールをしっかりと表現し、その年の気候の恵みをふんだんに生かした、他に類のない仕上がりのため、国内だけでなく、世界中のトップレストランやワインショップ全てにおいて常に入荷数は限定されており、超入手困難なファン垂涎のカリスマワインとして人気を博しています。 また彼は単なる「ワインメイカー」として留まることはせず、「環境に配慮したブドウを用い、卓越した技術を駆使し、最高品質のワインを持続的に造る」 という彼ならではの営みを通して、地域社会の流通や雇用 を促進し、経済を動かしていくという広い視野を持ってワイナリーの運営にあたっています。 畑・栽培 ピーター・アラン・フィンレイソン氏は、「素晴らしいワインは醸造所ではなく畑で造られる」 という確固たる信条のもと、サスティナブルな環境造りを 重視し、頻繁に畑に足を運んで非常に手間をかけてブドウ栽培を行っています。自社畑以外の買いブドウにおいてもその思いは同じで、確実に価 値観を共有できる栽培農家とだけ契約しています。全ての畑は国内で最も冷涼な地区にあり、夏場でも最高気温が24~25°Cほどまでしか上が りません。またそれぞれのエリアや区画が個性的な土壌を持っており、味わいにしっかり現れています。シングル・ヴィンヤードのキュヴェに用いる ブドウ樹は、成長過程で果房の付き加減を厳密に調整しており、自然と収穫量が低く抑えられています。

    ひつじ、

    ひつじ、
    ひつじ、

    OTHER POSTS

    • L
    • L
    • L
    • L
    • L
    • L