爽やかなリンゴのような香りとハーブのニュアンス。香りからすでにハツラツとした酸を思わせる。いきいきとした酸味が特徴的で、リンゴや洋ナシを思わせる果実味と少しざらりとしたストラクチャー。しっかりした辛口でストイックだが、奥にほんのり桃のような柔らかい甘みがある。 冷やしすぎると果実味が隠れて水っぽく感じそうなので10から12℃がちょうどいいか。味のトーンはやや高めで、縦の構成。石灰質の土壌か？ 魚とは合わないな。魚を臭く感じさせてしまう。鶏肉が合うだろう。 五日目。硬さがとれて甘さを感じやすくなっている。清水を思わせるピュアな味わい。ざらりとした舌触りはあまりしなくなった。これからどんどん蒸し暑くなるから、こうした清涼感と硬質さがあるワインはシャキッとさせてくれるのでちょうどいいだろう。 以下、輸入元ホームページより。 “栽培面積は7.5ha。樹齢30～40年のジャケール種 100%で造られます。畑はマール性石灰岩の下層地層の上に氷堆石質（氷河が削り取った岩石･岩屑や土砂などが堆積した地形）の土壌が覆う斜面にあります。ワインには岩や石を想わせる山岳氷河地域特有のミネラルの香りがあります。ステンレスタンクによる12～14℃による発酵。熟成もオリと共にステンレスタンクで行い、マロラクティック発酵は行いません。”

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