イルドコリンヌさんのズームセミナーにて入手。ドイツはファルツのシュペートブルグンダーです。 香りのレイヤーが多いワインですね。香りの重心が低い印象を受けます。どっしりとした佇まいです。 具体的には、野いちごのジャムに樽のシナモンやナツメグの香りが溶け合っているのと、お花の香りとしてスミレよりももう少し艶やかな花の香りがしっかりと感じられます。また若干ハーブ(野暮ったいオレガノのような)の印象も感じられます。 一口飲むと、味わいの集中感を強く感じます。 味がオーバルに広がるのではなく、下の上から喉にかけて真っ直ぐに伸びて喉を落ちてゆきます。 ドライですね。 ただ、果実のフレーバーが口に入れた後の方が引き立っており決して気難しさだけが勝る味わいではないのかなと思います。 このワイン。舌が緊張してるからでしょうか、はじめはうまく味を捉えきれないところもあるのですが二口、三口と進めていくと舌も馴染んできますね。 ズームセミナー、話を聴けば聴くほどより美味しい。 このワイン。飲めば飲むほど美味しい。気がする笑 不思議な体験です。 ありがとうございました。

Brook